兄弟・姉妹・親子ボートレーサーが増えている競艇界

  1. 兄弟レーサーが増えている競艇ボートレース

    競艇ボートレースは、どういうわけか兄弟レーサーが多い。

    昔から競艇ボートレースにおいて兄弟共にレーサーというのは、珍しくなかったようなのだが、近年、競艇界では兄弟レーサーが非常に多くなっており、登録番号が4000番台以降、さらに言うと 100期以降で急激に増加しているようだ。

    改めて数えてみたのだが、共に現役で活躍しているレーサーで言うと、3000番台は 11組の兄弟ボートレーサーであるのに対し、4000番台以降では 52組も兄弟ボートレーサーがいるのだ。

    これは3000番台のレーサーが既に引退したりしている。というのも要因として考えられるだろうが、それにしてもかなり違う。


    確かに、この不景気なご時世、競艇ボートレースは平均年収 1600万くらい稼げる職業なだけに、魅力的だろう。

    だから兄弟のどちらかが先にレーサーになっていたりすると、そういう収入面などが理由で、後から追うようにレーサーを目指すといった感じなのだろうか?

    「兄弟レーサー」というのは良い意味で互いに意識して切磋琢磨し、互いに情報交換もするだろうから、伸びる選手が多く、実際SGやG1でバリバリに活躍する選手なども大勢いるので、少し紹介してみようと思う。



  2. ともに現役の兄弟姉妹ボートレーサー達

    兄弟レーサーを挙げていくとあまりにも数が多いので、個人的に気になる選手だけをピックアップする。

    比較が嬉しくない兄弟レーサー

    まず3000番台で注目したい兄弟ボートレーサーは、市川哲也(登録番号3499・兄)・市川猛(3668・弟)兄弟だ。

    兄弟競艇ボートレーサーで注目されることのある市川兄弟
     


    兄の哲也の方は2000年のグランプリも制しているほどの強豪ボートレーサーで、常に安定した成績を納め、今でもA1級の記念レーサーである。
    一方で弟・猛の方はというと、記念などにはあまり縁がなく、晩年B1とA2級を行き来しているようなボートレーサーで、はっきりいって、そこまで強いボートレーサーではない。
    兄弟だと「兄弟の能力比較」が付いて回るが、本人達(特に劣っている方)は幼少期から続いているのでウンザリだろう。市川兄弟も才能が似ているところがあるのではないかと期待されたりするのだが、実はそうとも限らないようだ。



    双子でボートレーサー

    双子の競艇ボートレーサーでは池田明美(3894・姉)・池田浩美(3932・妹)が知名度が高い。
    どちらも女子の中では強豪レーサーであり、2007年のG1レディースチャンピオンでは、5号艇に浩美、6号艇に明美が同時に優出するという快挙を成し遂げた。結果は明美に至っては、優勝まで狙える位置にいたのだが、惜しくも2着に敗れた。

    双子の競艇ボートレーサー池田姉妹



    その他の双子レーサーには、山口修路(4367・兄)・山口隆史(4368・弟)や、松尾充(4757・兄)・松尾拓(4808・弟)、柴田直哉(4892・弟)・柴田朋哉(4942・兄)などがおり、山口兄弟に関しては双子の同期で 非常に珍しい。



    3兄弟でボートレーサー

    3兄弟でボートレーサーなのは後藤翔之(4460・兄)・後藤隼之(4676・弟)・後藤美翼(4680・妹)の3兄弟だ。
    隼之の方が兄であるが、隼之と美翼の2人は同期なのである。

    一番上の翔之は、近況好調で、記念制覇もあと少しでできるところまできているだけに、その弟たちにも、兄を追うように頑張っている。

    3兄弟で競艇ボートレーサーの後藤兄弟
     



    競艇一家のパターン

    父も、母も、ボートレーサーで、その2人の子供もボートレーサーという、まさに競艇一家のパターンもある。
    吉田凌太朗(4903・兄)・吉田裕平(4914・弟)の兄弟レーサーと、父は吉田徳夫(3452・父)で、お母さんは吉田幸恵(3451・母)である。
    両親はどちらも今は引退しているのだが、父親の吉田徳夫はG1も勝つなどした、愛知の強豪レーサーだった。
    その遺伝子を受け継いでいるからなのか2人の子供もA級に昇格し、若手の中では将来を期待されるレーサーにまでなり、2人ともターンセンスがかなり高い。

    家族皆の競艇ボートレーサーの吉田家




    現役ボートレーサーで最強の兄弟

    最後に紹介するのは現役の競艇ボートレーサーで最強の兄弟と言えば篠崎元志(4350・兄)・篠崎仁志(4477・弟)の篠崎ブラザーズだと思う。

    最強兄弟競艇ボートレーサー篠崎兄弟
     


    兄弟で共に、グランプリにも出場したことのある、一流レーサーで、現在でも記念で活躍しているのだが、兄の元志がSGを2回優勝しているだけに、まだ優勝経験のない仁志の方は、早く優勝して兄に追いつきたい気持ちだろう。
    兄は兄として強くあらなければという思いが強いのか、兄の背中は大きいという事なのだろうか。…ただ、仁志もG1を3回優勝しているし、SGの優出も2回果たしていることから、優勝するのも時間の問題なのではないだろうか。

    以上、現役の代表的な兄弟レーサーだ。



  3. 123期の終了記念レース

    2018年11月に、デビューを飾った123期は特に兄弟レーサーが多く24人の内3分の1の8人が「兄弟ボートレーサー」に当たる。
    それゆえに、終了記念でも3Rで「ブラザー・シスター選抜」なるレースが行われた。
    出走表は以下の通りだ。

    競艇123期の兄弟ボートレーサー、ブラザー・シスター選抜



    競艇女子」でも美人姉妹として西岡育未(4878・姉)・西岡成美(5056・妹)のことは記事を書いているが、レースは3号艇の西岡が差しで勝利するのだが、ここまで勢ぞろいするのは珍しい。
    番組を作った制作者も、粋なレースをつくったものだと感心したものだ。

    これは、あくまで訓練所の卒業レースなのだが、本当のレースでもこういった企画を組んでみたり、オール兄弟レーサーのタイトルレースなどというのも作ってみても面白いだろう。

    それくらいに、今兄弟レーサーが増えており、これからも増えていくと思われるので、そのデビューの度に兄弟と実力を比較をしたり、2人ともに応援してみたりするのもいいのではないだろうか。

    兄弟においての、ガチンコバトルが見れるのも、競艇の魅力の一つだ(笑)


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準優勝戦は基本的に1号艇が逃げやすくなる。

これは予選を上位通過した選手から内枠を与えられるのが大きい。
予選での成績が良い」という事は、当然モーターが仕上がっている事が多いので、インから逃げる確率が上がるというわけだ。

このレースの1号艇前田も仕上がりは非常に良かった。
行き足から伸びが良いだけではなく、出足も中堅以上の手応えがあり、余程の事が限りは逃げで大丈夫であった。
1着固定で問題ない。

その相手だが、枠番や実力を考えれば2号艇平野や3号艇星野を推したくなるだろうが、足的には4号艇藤本が抜けて良かった。
スリット後の足が良いだけでなく、回ってから押し感もかなり強めに見えた。
内を2番差しすれば、2・3着は堅いのではないかと予想する事ができたと思う。

一方で、平野の足は正直弱かった。
初日の第2レースを見ればすぐ分かるだろう。
1マークは差し展開が向いたにもかかわらず、ターンマークを大きく外して全く内をつけなかった。
その上、道中での競りもかなり分が悪そうだった(結果的には3着は取れたが)
これではいくら2コースでも信頼できない。

リバースボートの予想は、モーター比較を行っていないように思える。
藤本の足を見れば2着で絶対に予想しなければいけないのに、それができていないからだ。

何も考えずに内から予想しているだけといった感じだ。
当たり前だが、レースリプレイをしっかりと見ておくべきである。



女子競艇ボートレーサー名鑑

  • 登録番号:5056
    出身 : 徳島県
    支部 : 徳島
    級別 : A2級
    T157/45kg/B型
  • 登録番号:5155
    出身 : 福岡県
    支部 : 福岡
    級別 : B1級
    T165/45kg/A型
  • 登録番号:4964
    出身 : 岡山県
    支部 : 岡山
    級別 : A2級
    T162/47kg/A型
  • 登録番号:4758
    出身 : 東京都
    支部 : 東京
    級別 : B2級
    T163/52kg/B型

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