最終更新日:2024年03月19日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,623

競艇(ボートレース)における名勝負を、動画と解説とともに紹介。競艇予想サイトでも予測不可能!

▼ 競艇ボートレースにおける名勝負を、動画と解説とともに紹介

  1. 競艇の名勝負!

    競艇(ボートレース)という競技は、スタートして1マークを旋回したところでだいたい1着は決まる
    そこで決まらなくても、1周2マークまで終わるとほとんど決まっているのが「競艇」という競技だ。

    …コレは「競艇の1コースの勝率」でも書いたように、先に走っている艇の引き波の影響を受ける為、1度前に行かれてしまうと、逆転するのが非常に難しいからだ。

    競馬や競輪などの公営競技とは違って、最終ゴール前での攻防なんていうのもほとんどない。
    1周目1マークに、勝負ポイントが集約しているのも競艇の特徴なのだが、それゆえ元々競馬をやっていた私からすると、今でもちょっと物足りなく思うことがある。

    しかし、ごく稀ではあるが、1着争いが、3周目の最終ターンマークまでもつれるレースもあったりするし、3周目までとはいかないまでも、1周終わった段階で決着がついてないレースとかもある。
    …そういったレースを、競艇では名勝負と呼んでいる。

    「1周終わった段階で決着がついてないレース」…それくらいで「名勝負」なのか?…と、思う人も多いだろうけど、そんな「名勝負」の中でも、その舞台がSGやG1などのであれば、盛り上がりは凄い。
    優勝戦などのシーンであるなら「後世に語り継がれるようなレース」とも言われるレースになる。

    SGやG1クラスになると当たり前だがランクの低い選手は紛れていない。皆上手な選手ばかりなので、一度先頭に立ったら抜かれることはほぼ無いのだが、一般戦などで、格下の選手が前を走っていて、格上の選手が後ろを追いかけているという状況ならば逆転の可能性は割とあるから面白い展開が見られることが多い。


    今回は「平成」に起きた名勝負レース

    を、ピックアップしたのでいくつか紹介したいと思う。



  2. グランプリ優勝戦での名勝負

    前述した通り、SGやG1クラスになると逆転はまずない。…のだが、競艇界の最高峰のレース、グランプリの優勝戦において、3周抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げたレースがある。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦だ。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦は競艇の名勝負
    第10回グランプリ優勝戦動画



    この「第10回グランプリ優勝戦」は、ベタ中のベタと言われるくらい、競艇ファンなら誰しもが知っているような、名レースだ。
    そんなレースを改めて紹介するのもどうかと思ったが、この競艇検証.comの記事読んで、競艇に興味持ってもらえたら嬉しいので、挙げることにした。

    第10回グランプリ優勝戦」の解説だが、1号艇には前年グランプリ覇者の中道善博、5号艇にはその当時は若手艇王植木通彦。…1周目1マークを回った段階では、1号艇中道がリードして優勝かと思われたのだが、2マーク中道が少し流れたところを5号艇植木の差しが決まる。
    またしてもこれで決まりと思われたのだが、2周1マーク、内から中道ダンプ(艇をぶつけること)して再度逆転。
    それから3周目2マークまでどちらが勝つのかまったく分からないような接戦を繰り広げ、最終的には植木に軍配が上がるのだ。

    グランプリという最高峰の舞台で、こういった接戦のレースが見られるというのは、当時を知らない私が今見ても興奮するものだ。
    「グランプリ」だと普段だとしないようなことも起きる。お互いが普通じゃない状況であるからこそ、ちょっとしたミスなどが生まれて、逆転が起きるということもあるかもしれないが、凄いレースであることに変わりはない。



  3. 丸岡VS瓜生、世紀の一戦

    こちらも、SG優勝戦での名勝負だ。
    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦である。

    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦は競艇の名勝負
    第55回ボートレースダービー優勝戦動画



    このレースは「21世紀最高の名勝負」との呼び声高いレースだ。…まぁ、21世紀を締めるにはまだ早く、これからも続くので「現段階では」ってかんじ。

    この「第55回ボートレースダービー優勝戦」の解説をすると、1周目1マーク、1号艇の「丸岡正典」も3号艇の「瓜生正義も、お互いターンが流れているのだが、わずかに瓜生の舳先が丸岡の艇にかかり、2マーク先にターンするのだが、そこに丸岡の渾身の差しが入る。
    わずかに先頭にたった丸岡瓜生ツケマイ(外を旋回すること)を連発するのだが、それをことごとく耐え続け、3周目2マークの差しも封じて丸岡が優勝するのだ。

    ひとつこのレースについて言えるのは、瓜生のターン技術が素晴らしいという事と、それに応えるくらいモーターも良かったのだ。

    普通だともっとターンが流れてしまって、最後まで接戦ではなく、早くに決着しているレースなのだが、それが流れずに、接戦に持ち込んでいるというのが凄いトコだ。

    勝った丸岡も凄いのだが、このレースを名勝負たるレースにしたのは、瓜生のターン技術とモーターである。



  4. 果たして勝者は?

    これまではSGにおける名勝負を紹介したが、G1優勝戦における名勝負も紹介したい。
    2005年 9月13日、開設49周年記念 G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦だ。

    2005年 9月13日、開設49周年記念G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦も競艇の名勝負
    桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦



    まずこの「G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦」だが、レースに関しては、レース動画を見てもらいたい。

    凄くないだろうか(笑)?

    「逆転」というよりも、最後の最後まで誰が勝つのか分からないレースだ。このレースを買っていた人は、どういった気持ちでみていたのだろうか(笑)

    ではこの「桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦」の解説だが、1周目1マーク回った段階で、当たったと思った人は2マーク時には、悲鳴に変わっているだろうし、逆のパターンもあるだろう。
    どちらにせよ、そういった名勝負が見れたという事では、皆満足しているのではないだろうか。…いや、外れたらしてないか(笑)


    このような感じで、競艇にも熱い名勝負が沢山あり、今回紹介したのはその中のほんの一部に過ぎないのだが、もしも今後も紹介したいレースがあったり、このようなレースに負けないような名勝負が生まれれば更新しようと思う。


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▲ ボートアカデミーの無料予想(2024/03/18)

この日は全国的に風が強い一日だった。
びわこでも強めの追い風が吹いており、周回短縮・安定板使用でレースが行われていた。

こういう日はどういう傾向になるか
強めの追い風が吹くと、握って回る選手は1マーク大きく流れてしまう可能性が高いので、落として回らざるを得ない。
そうなると、セオリーとしては内コースが圧倒的に有利になるのである。
攻め手がいなくなるからだ。

1号艇北川もここでは1着軸で問題なかった。
スタートさえしっかりと行けば1マーク先マイする事ができ、その他の選手の攻めも脅威ではなかったからだ。
仕上がりとしても逃げ切るには十分だったように思う。

相手軸2号艇藤岡で良い。
皆が落として回る中だと、内側に北川しかいない状況は他艇に比べて有利である。
その上、実績上位となれば2着に絡む可能性はかなり高かったと言える。
北川を逆転する目すらあったと思う。
ただ、逆転するにしても北川は2着に残っていただろう。

この2選手だけの予想で正直大丈夫なのだが、3着候補は手広く行くべきである。
3コースの渡邉は外を行けば流れてしまうリスクがあるし、4号艇柴田も落とした藤岡が邪魔になって差し遅れる可能性もある。
渡邉自身が外を握る事を恐れて2番差しにくるようなケースも考えられるのだ。
そうなれば柴田は相当厳しい。

5号艇赤峰6号艇小芦にも、3着という意味ではチャンスは十分あった。
なので、ここは流しておいた方が良かったというわけだ。
1・2着が堅いレースであった故に尚更だ。

予想は風の影響を考えていないようだ。
そういう予想にしか見えないし、買い目としても矛盾があったと思う(1-3の目が多いのに1-2-3がなぜかない)

びわこ会場」という表現も素人感満載である。
普通「会場」とは言わないので。