競艇ボートレースにおける名勝負を、動画と解説とともに紹介

  1. 競艇の名勝負!

  2. 競艇(ボートレース)という競技は、スタートして1マークを旋回したところでだいたい1着は決まる
    そこで決まらなくても、1周2マークまで終わるとほとんど決まっているのが「競艇」という競技だ。

    …コレは「競艇の1コースの勝率」でも書いたように、先に走っている艇の引き波の影響を受ける為、1度前に行かれてしまうと、逆転するのが非常に難しいからだ。

    競馬や競輪などの公営競技とは違って、最終ゴール前での攻防なんていうのもほとんどない。
    1周目1マークに、勝負ポイントが集約しているのも競艇の特徴なのだが、それゆえ元々競馬をやっていた私からすると、今でもちょっと物足りなく思うことがある。

    しかし、ごく稀ではあるが、1着争いが、3周目の最終ターンマークまでもつれるレースもあったりするし、3周目までとはいかないまでも、1周終わった段階で決着がついてないレースとかもある。
    …そういったレースを、競艇では名勝負と呼んでいる。

    「1周終わった段階で決着がついてないレース」…それくらいで「名勝負」なのか?…と、思う人も多いだろうけど、そんな「名勝負」の中でも、その舞台がSGやG1などのであれば、盛り上がりは凄い。
    優勝戦などのシーンであるなら「後世に語り継がれるようなレース」とも言われるレースになる。

    SGやG1クラスになると当たり前だがランクの低い選手は紛れていない。皆上手な選手ばかりなので、一度先頭に立ったら抜かれることはほぼ無いのだが、一般戦などで、格下の選手が前を走っていて、格上の選手が後ろを追いかけているという状況ならば逆転の可能性は割とあるから面白い展開が見られることが多い。


    今回は「平成」に起きた名勝負レース

    を、ピックアップしたのでいくつか紹介したいと思う。



  3. グランプリ優勝戦での名勝負

  4. 前述した通り、SGやG1クラスになると逆転はまずない。…のだが、競艇界の最高峰のレース、グランプリの優勝戦において、3周抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げたレースがある。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦だ。

    1995年 12月24日、SG 第10回賞金王グランプリ優勝戦は競艇の名勝負 
    第10回グランプリ優勝戦動画


    この「第10回グランプリ優勝戦」は、ベタ中のベタと言われるくらい、競艇ファンなら誰しもが知っているような、名レースだ。
    そんなレースを改めて紹介するのもどうかと思ったが、この競艇検証.comの記事読んで、競艇に興味持ってもらえたら嬉しいので、挙げることにした。

    第10回グランプリ優勝戦」の解説だが、1号艇には前年グランプリ覇者の中道善博、5号艇にはその当時は若手艇王植木通彦。…1周目1マークを回った段階では、1号艇中道がリードして優勝かと思われたのだが、2マーク中道が少し流れたところを5号艇植木の差しが決まる。
    またしてもこれで決まりと思われたのだが、2周1マーク、内から中道ダンプ(艇をぶつけること)して再度逆転。
    それから3周目2マークまでどちらが勝つのかまったく分からないような接戦を繰り広げ、最終的には植木に軍配が上がるのだ。

    グランプリという最高峰の舞台で、こういった接戦のレースが見られるというのは、当時を知らない私が今見ても興奮するものだ。
    「グランプリ」だと普段だとしないようなことも起きる。お互いが普通じゃない状況であるからこそ、ちょっとしたミスなどが生まれて、逆転が起きるということもあるかもしれないが、凄いレースであることに変わりはない。



  5. 丸岡VS瓜生、世紀の一戦

  6. こちらも、SG優勝戦での名勝負だ。
    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦である。

    2008年 10月13日、第55回全日本選手権(ダービー)優勝戦は競艇の名勝負 
    第55回ボートレースダービー優勝戦動画


    このレースは「21世紀最高の名勝負」との呼び声高いレースだ。…まぁ、21世紀を締めるにはまだ早く、これからも続くので「現段階では」ってかんじ。

    この「第55回ボートレースダービー優勝戦」の解説をすると、1周目1マーク、1号艇の「丸岡正典」も3号艇の「瓜生正義も、お互いターンが流れているのだが、わずかに瓜生の舳先が丸岡の艇にかかり、2マーク先にターンするのだが、そこに丸岡の渾身の差しが入る。
    わずかに先頭にたった丸岡瓜生ツケマイ(外を旋回すること)を連発するのだが、それをことごとく耐え続け、3周目2マークの差しも封じて丸岡が優勝するのだ。

    ひとつこのレースについて言えるのは、瓜生のターン技術が素晴らしいという事と、それに応えるくらいモーターも良かったのだ。

    普通だともっとターンが流れてしまって、最後まで接戦ではなく、早くに決着しているレースなのだが、それが流れずに、接戦に持ち込んでいるというのが凄いトコだ。

    勝った丸岡も凄いのだが、このレースを名勝負たるレースにしたのは、瓜生のターン技術とモーターである。



  7. 果たして勝者は?

  8. これまではSGにおける名勝負を紹介したが、G1優勝戦における名勝負も紹介したい。
    2005年 9月13日、開設49周年記念 G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦だ。

    2005年 9月13日、開設49周年記念G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦も競艇の名勝負 
    桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦


    まずこの「G1赤城雷神杯(桐生)優勝戦」だが、レースに関しては、レース動画を見てもらいたい。

    凄くないだろうか(笑)?

    「逆転」というよりも、最後の最後まで誰が勝つのか分からないレースだ。このレースを買っていた人は、どういった気持ちでみていたのだろうか(笑)

    ではこの「桐生 49周年赤城雷神杯 優勝戦」の解説だが、1周目1マーク回った段階で、当たったと思った人は2マーク時には、悲鳴に変わっているだろうし、逆のパターンもあるだろう。
    どちらにせよ、そういった名勝負が見れたという事では、皆満足しているのではないだろうか。…いや、外れたらしてないか(笑)


    このような感じで、競艇にも熱い名勝負が沢山あり、今回紹介したのはその中のほんの一部に過ぎないのだが、もしも今後も紹介したいレースがあったり、このようなレースに負けないような名勝負が生まれれば更新しようと思う。


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▲ Lボートの無料予想(2023/05/29)

Lボートの無料予想(無料情報)だが、三国12Rは三国一般戦優勝戦。
1号艇には足が完全に仕上がった高橋が乗艇していた。

ここまで節間6勝オール3連対とほぼ完ぺきな成績を残していただけでなく、インでは現在10連勝中
今節3度のイン戦もものにしており、優勝は相当堅かっただろう。 1着固定で問題ない

2着も2号艇松田がかなり有力であった。
このメンバーでは実力上位であり、ここ三国は地元水面。
行き足中心にモーターは上々で、2コースから差し続けば順当に2着に来る可能性は非常に高かったように思う。
松田自身が「差し」を得意にしている選手という事も大きい。

しかし、3着争いに関しては混戦であった。
気配的な面で言えば4号艇前出が出足中心に良かったのだが、4コースでの成績が芳しくない。
2連対率は19%、3連対率も約33%と、4コースの成績にしてははっきり言ってかなり物足りない数字であったのだ。

3号艇中山は3コースの3連対率は約57%もあるので、3着候補には入れておかなくてはならないだろう。
そして、6号艇小池も6コース時には3連対率は約39%と、6コースにしてはかなり3着に絡んでいる(5号艇山本の5コース3連対率は26%でそれよりも高い)
両者ともに足は中堅程度はあった。

なので3着候補の筆頭は中山・小池で良かったと見る事ができる。
特に小池に関しては6コースという事で軽視されがちになるので、ここは絶対に買い目に入れておかなければいけなかったのだ。

久々に見たLボートの予想はよくある内から順に選んだだけの単純なものであった。

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▲ 千両舟の無料予想(2023/05/31)

千両舟の無料予想(無料情報)だが、2レース連続不的中であったのだが、その内容がかなり悪い

2023/05/31 (多摩川3R)
まず多摩川3R
1号艇杉山1着の予想しか出していないのだがここが間違っている

今節の杉山はとにかくスタートが決まっておらず、平均タイミングもコンマ24とかなり遅い
これは前節切ったフライングの影響だと思われ、このイン戦でもスタート遅れの危険性はかなりあったのだ。
なので、この状況で杉山を絶対視するのは相当おかしいし、1着固定の予想だけしか出していないのも意味不明であった。

3号艇常住は昨日連勝しており、気配的に上向きな事を考えれば1着で予想する事はできた。
少なくとも杉山のインよりは信頼度は高かったように思えたぞ。


2023/05/31 (多摩川4R)
そして多摩川4R
ここも1号艇柳瀬3号艇間嶋の1着予想をしているのだが、理由が全く分からない
柳瀬は今節の成績通り足は良くなく、その上インでの1着率も低い(30%)。
間嶋に関しても近況3コース戦での1着は少なく(約8%)、2・3着の傾向が強い。
モーター的に出ていく足もないので1着は正直厳しかった。

一方、2号艇長野は前日4コースから1着を取っているように、ターン後の押し感が良く、2コースから差し切るのには十分な足色であった。
素直に長野中心の予想で良かったのだ。

どちらのレースも全く見当はずれな不的中。
なぜそのような予想になったのかは分からないが、久々に検証した千両舟の予想は、まるで素人が予想をしていると言われても仕方がないレベルのひどさであった。

女子競艇ボートレーサー名鑑

  • 登録番号:5056
    出身 : 徳島県
    支部 : 徳島
    級別 : A2級
    T157/45kg/B型
  • 登録番号:5155
    出身 : 福岡県
    支部 : 福岡
    級別 : B1級
    T165/45kg/A型
  • 登録番号:4964
    出身 : 岡山県
    支部 : 岡山
    級別 : A2級
    T162/47kg/A型
  • 登録番号:4758
    出身 : 東京都
    支部 : 東京
    級別 : A2級
    T163/52kg/B型

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