最終更新日:2024年03月19日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,621

競艇ボートレースのSGボートレースクラシック(総理大臣杯)の名レース

▼ SGボートレースクラシックの名レース

  1. SGボートレースクラシックの激闘史は3月から

    競艇の年間スケジュール」にも書いたが、競艇ボートレースSGボートレースクラシックの激闘史(総理大臣杯)は毎年、一年の最初のSGは3月にある「ボートレースクラシック」から始まる。
    (正式名称は鳳凰賞で、第23回より総理大臣杯と呼ばれ、第49回よりボートレースクラシックの通称となる)

    競艇ファンからしたら年末のグランプリ以来のSGでもあり、その間3ヶ月も期間が空くので、その開幕を待ち望んでいるファンは多いだろう。

    選手としてもまず一番初めのSGで結果を残せれば、その一年を余裕をもって戦う事ができるし、リズムとしても弾みが付くので、非常に大事な一戦なのである。

    今回はこの大事なSG開幕戦について、過去の名レースを振り返ってみたい。



  2. クラシックの選出基準

    まずその前にボートレースクラシックの選出基準について書いておきたい。

    クラシックの選出基準

    ❶ 前年優勝者
    ❷ グランプリ優出6名
    ❸ 前年1月1日〜12月31日のSG・G1・G2優勝者
    ❹ G3以下の競走における優勝戦回数上位者


    一般戦の鬼

    ❶、❷はその他のSGと何ら変わらないが、❸の記念以上のレースを優勝するというのは非常に難しい。
    強豪レーサーでも1年間で一度も記念を優勝できないなんて例はザラだ。

    そして記念優勝を複数回重ねたりする選手もおのずと出てくるし、❷の優出6名との被りもあるので、❹の一般戦での優勝回数が多い選手が多く出場する。

    そうなると他のSGとは違い「一般戦の鬼」と呼ばれるような、他のSGには出場できない選手が参戦することになるのだ。

    ここがクラシックの出場選手の最大の特徴と言える。



  3. SGボートレースクラシックの名レース


    《SGクラシック名レース第37回》お化けモーター

    何年かに一回くらい、とんでもなく伸びがある、いわゆる「お化けモーター」なるものが出てくる。
    コレは競艇ボートレース界の都市伝説とかではなく本当の話だ。

    そんな「お化けモーター」は誰が乗ってもとにかく伸び、他のモーターとは比較にならないレベルなのが誰が見ても不自然なくらい明らかなので「お化けモーター」と呼ばれる所以である。

    そんなお化けモーターを駆ってクラシック優勝を果たしたのが2002年の「野澤大二」である。

    2002年お化けモーターでクラシック優勝を果たした野澤大二選手
    2002年第37回総理大臣杯(動画)



    実際その当時見ていたというわけではないが、優勝戦の映像を見ても明らかにスタートしてからかなり伸びていくのが分かる。
    こんな反則のようなモーターに乗れば、ある程度の技術があれば誰でも優勝できるんじゃないか?と思うくらいに凄い。
    とりあえず、画質は悪いが一度見てみてほしい。



    《SGクラシック名レース第42回》「艇王」痛恨のF

    既に引退をしているが、2007年当時艇王」と呼ばれSGを10回も優勝するなど数々の記録を作った植木通彦が、このクラシック優勝戦において痛恨のフライングをしてしまった。

    競艇界におけるフライング」でもフライングの罰則について書いたことがあるが、競艇ボートレースの返還金額が歴代2位ともなる17億円もの大金の返還をしてしまう。

    そんな大惨事の中、勝ったのは1周目2マーク冷静に差し切った地元東京の競艇漫画・モンキーターン主人公(波多野)のモデルにもなった「濱野谷憲吾」だった。

    2007年第42回総理大臣杯優勝戦の植木通彦
    2007年第42回総理大臣杯(動画)



    濱野谷憲吾にとって、これが地元SG初制覇だったのだが、歴代2位ともなる17億円もの返還があったレースなので、気持ち的には微妙だったのではないだろうか。

    因みにこの返還が関係しているのかどうかは分からないが、この年の7月に植木通彦は電撃引退している。

    まだまだ現役のA1レーサーだったのに、F休み明けに突然の引退表明をしたので競艇界では大ニュースだったそうだが、本人はデビューの時から選手としては20年しかやらないと決めていたのだとか。
    その後、競艇選手育成機関のやまと学校校長に就任したりもしたが、現在はBOAT RACE振興会ボートレースアンバサダーと言う職をやっているそうだ。



    《SGクラシック名レース第45回》進入から混戦

    2010年の優勝戦は、進入からレースが動いた。

    進入から混戦した2010年SG第45回総理大臣杯優勝戦
    2010年SG第45回総理大臣杯(動画)



    2号艇の「山口剛」のピット離れがよく、インコースを取り切りそのまま逃げ態勢に入るのだが、4号艇、モンキーターン「濱野谷憲吾」が差しを伸ばし、2マークでは2艇で競る形になる。

    その後ホーム側で1号艇の「岡崎恭裕」が内から艇を伸ばしてくるのを抑え込もうとした4号艇濱野谷の内が空き、2周目1マークで2号艇山口が再度逆転するといったすさまじい攻防のレースだ。



    《SGクラシック名レース第53回》奇襲のツケマイ

    2018年の優勝戦は、まさかの展開となった名レースだ。

    2018年SG第53回ボートレースクラシック
    2018年SG第53回クラシック(動画)



    1号艇「白井英治」はイン逃げで堅いと戦前は思われていたのだが、実際のレースでは2コースの2号艇の「井口佳典」がまさかのツケマイ敢行で、それが見事に決まってしまうのだ。

    2コースは基本差しがセオリーなだけにこのような事はめったに決まらないのだが、展開的に見事にはまった珍しい優勝戦となり、きっとこのツケマイには1号艇の白井も相当驚いたことだろう。


    以上が勝手に決めたボートレースクラシック激闘史であるw


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競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/03/13

新しい競艇のリーダーズという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト新しい競艇のリーダーズの無料予想(無料情報)は、2024/03/13の芦屋12Rで提供された買い目である。

新しい競艇のリーダーズという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 新しい競艇のリーダーズの無料予想(2024/03/13)

予選3日目という事もあり、だいぶモーターの良し悪しがはっきりしていたが、ここは出走メンバーでそう大差は無かった
強いて言うと、操縦性が悪そうな4号艇待鳥、ターン回りが怪しい6号艇渡辺劣勢であったと思う。

そうなればここは1号艇永田の逃げで堅い。
足はまずまずの手応えで、戦える雰囲気にある。

その上、とにかくインコース実績が凄い。
直近6ヶ月の1着率は約83%、2連対率は100%と、一度も連を外してないのだ。
これは素直に評価すべきである。
永田の1着固定で予想する以外は、基本的には考えられない。

2・3着の連軸だが、注目は5号艇山田だろう。
近況上り調子の若手であり、来期は初のA1級昇格を見据える位置にいる。
今節も乗り心地に正解を出しており、準優好枠を狙えるくらいに成績は良い。
5コースからの2連対率、3連対率もかなり高く、外コースも苦にしない(特に3連対率は約73%と5コースでは脅威的に高い)
ここは狙い所であった。

あとは2号艇北川3号艇井上だが、井上のターン回りがやや優勢だったので、引き波をもらいそうな北川は買いづらかったように思う。
ただ、井上は3コースから外を回る事が高いので、1着逆転までは厳しかった(足の差はそこまでないので外を回って永田をまくり切れるほどではない)

予想は如何にも外れそうなものであった。
北川2着の目が多い上に、井上の逆転のものもある。
3-2-1などそういう展開になりづらいので全く要らないだろう。

山田の勢いを軽視しすぎている気もする。
級別表記にとらわれるのではなく現状どうなのかが一番大切なのに、そこを考慮できていないようであった。



2024/03/10

みずたびという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

無料予想の1ヶ月検証でみずたびの予想精度が出た。
的中率:26%(23戦6勝 17敗
回収率:53%の、マイナス-21万 7200円のマイナス終始となった。

今回検証する競艇予想サイトみずたびの無料予想(無料情報)は、長期検証最終日の翌日、2024/03/10の三国9Rで提供された買い目についての検証となる。

ちなみに3月10日も、更に翌日3月11日も、不的中だったので、この2日だけでも-マイナス40,000円だ。

みずたびという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ みずたびの無料予想(2024/03/10)

提供のあった三国9Rは一般戦最終日であった。

基本的な事だが、最終日の負け戦は内コースが圧倒的に有利である。

選手皆、スタート勘ができているというのもあるし、センターから外の選手も負け戦で敢えてリスクのある走りをしないからだ。
あるとすれば、地元選手であったり、モーターが良いのに成績が出ていない場合だ。

そういう意味でこの1号艇石田の逃げは相当堅かった。
地元にも関わらず予選突破すら果たせていなく、悔しい思いをしていただろう。
絶対に最後は逃げて締めたいはずで、このメンバーの中では一番勝ちにこだわっていたと思う。
なので、スタートをきっちり決めての押し切り濃厚であった。

2着軸も2号艇白井で問題ない。
何度も書くが最終日の負け戦は内有利だ。
2コースで1着こそないものの、しっかりと2連対率・3連対率を残せている白井が絡む可能性は高かった。

6号艇小野については、コースが遠いので3着までか。
6コースでは2連対率も高くないので、積極的には推せなかった。
シンプルに石田・白井で手広く行けば的中できていただろう。

予想は3号艇伏島だけ抜けている所がやはり良くない。
内有利である事を考えれば、伏島も絡めておかなければいけなかったからだ。
3コースの3連対率も約57%と、十分に勝負圏であった。

最終日の負け戦は内有利。
セオリーだが、しっかりと予想に入れておかなければいけないという所だろう。