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SGボートレースクラシックの激闘史は3月から
「競艇の年間スケジュール」にも書いたが、競艇ボートレースのSGボートレースクラシックの激闘史(総理大臣杯)は毎年、一年の最初のSGは3月にある「ボートレースクラシック」から始まる。 -
クラシックの選出基準
まずその前にボートレースクラシックの選出基準について書いておきたい。 -
SGボートレースクラシックの名レース
(正式名称は鳳凰賞で、第23回より総理大臣杯と呼ばれ、第49回よりボートレースクラシックの通称となる)
競艇ファンからしたら年末のグランプリ以来のSGでもあり、その間3ヶ月も期間が空くので、その開幕を待ち望んでいるファンは多いだろう。
選手としてもまず一番初めのSGで結果を残せれば、その一年を余裕をもって戦う事ができるし、リズムとしても弾みが付くので、非常に大事な一戦なのである。
今回はこの大事なSG開幕戦について、過去の名レースを振り返ってみたい。
クラシックの選出基準
❶ 前年優勝者❷ グランプリ優出6名
❸ 前年1月1日〜12月31日のSG・G1・G2優勝者
❹ G3以下の競走における優勝戦回数上位者
一般戦の鬼
❶、❷はその他のSGと何ら変わらないが、❸の記念以上のレースを優勝するというのは非常に難しい。強豪レーサーでも1年間で一度も記念を優勝できないなんて例はザラだ。
そして記念優勝を複数回重ねたりする選手もおのずと出てくるし、❷の優出6名との被りもあるので、❹の一般戦での優勝回数が多い選手が多く出場する。
そうなると他のSGとは違い「一般戦の鬼」と呼ばれるような、他のSGには出場できない選手が参戦することになるのだ。
ここがクラシックの出場選手の最大の特徴と言える。
《SGクラシック名レース第37回》お化けモーター
何年かに一回くらい、とんでもなく伸びがある、いわゆる「お化けモーター」なるものが出てくる。コレは競艇ボートレース界の都市伝説とかではなく本当の話だ。
そんな「お化けモーター」は誰が乗ってもとにかく伸び、他のモーターとは比較にならないレベルなのが誰が見ても不自然なくらい明らかなので「お化けモーター」と呼ばれる所以である。
そんなお化けモーターを駆ってクラシック優勝を果たしたのが2002年の「野澤大二」である。

実際その当時見ていたというわけではないが、優勝戦の映像を見ても明らかにスタートしてからかなり伸びていくのが分かる。
こんな反則のようなモーターに乗れば、ある程度の技術があれば誰でも優勝できるんじゃないか?と思うくらいに凄い。
とりあえず、画質は悪いが一度見てみてほしい。
《SGクラシック名レース第42回》「艇王」痛恨のF
既に引退をしているが、2007年当時「艇王」と呼ばれSGを10回も優勝するなど数々の記録を作った植木通彦が、このクラシック優勝戦において痛恨のフライングをしてしまった。「競艇界におけるフライング」でもフライングの罰則について書いたことがあるが、競艇ボートレースの返還金額が歴代2位ともなる17億円もの大金の返還をしてしまう。
そんな大惨事の中、勝ったのは1周目2マーク冷静に差し切った地元東京の競艇漫画・モンキーターンの主人公(波多野)のモデルにもなった「濱野谷憲吾」だった。

濱野谷憲吾にとって、これが地元SG初制覇だったのだが、歴代2位ともなる17億円もの返還があったレースなので、気持ち的には微妙だったのではないだろうか。
因みにこの返還が関係しているのかどうかは分からないが、この年の7月に植木通彦は電撃引退している。
まだまだ現役のA1レーサーだったのに、F休み明けに突然の引退表明をしたので競艇界では大ニュースだったそうだが、本人はデビューの時から選手としては20年しかやらないと決めていたのだとか。
その後、競艇選手育成機関のやまと学校校長に就任したりもしたが、現在はBOAT RACE振興会ボートレースアンバサダーと言う職をやっているそうだ。
《SGクラシック名レース第45回》進入から混戦
2010年の優勝戦は、進入からレースが動いた。
2号艇の「山口剛」のピット離れがよく、インコースを取り切りそのまま逃げ態勢に入るのだが、4号艇、モンキーターン「濱野谷憲吾」が差しを伸ばし、2マークでは2艇で競る形になる。
その後ホーム側で1号艇の「岡崎恭裕」が内から艇を伸ばしてくるのを抑え込もうとした4号艇濱野谷憲吾の内が空き、2周目1マークで2号艇山口剛が再度逆転するといったすさまじい攻防のレースだ。
《SGクラシック名レース第53回》奇襲のツケマイ
2018年の優勝戦は、まさかの展開となった名レースだ。
1号艇「白井英治」はイン逃げで堅いと戦前は思われていたのだが、実際のレースでは2コースの2号艇の「井口佳典」がまさかのツケマイ敢行で、それが見事に決まってしまうのだ。
2コースは基本差しがセオリーなだけにこのような事はめったに決まらないのだが、展開的に見事にはまった珍しい優勝戦となり、きっとこのツケマイには1号艇の白井も相当驚いたことだろう。
以上が勝手に決めたボートレースクラシック激闘史であるw
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