最終更新日:2023年12月05日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,044

★競艇基礎知識〜トリビア (競艇ボートレースの「水神祭」とは?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 競艇ボートレースの「水神祭」とは?

    競艇独自の儀式「水神祭」とは一体なんなのか?

    競艇ボートレースを少し知り始めると「水神祭」というものを目にすることになるだろう。

    水神祭と言うのだから「水の神を祝う祭り」みたいな、漁師などが大漁豊作を祈ってやる祭りが起源なのではないか?と、思う人もいるかもしれない。

    だが、それは全く違うのである

    この水神祭とは競艇ボートレースに関する言葉であり、競艇独自の儀式でもある。



    競艇ボートレースの「水神祭」の起源は?

    競艇ボートレースの「水神祭」は選手が水面に投げ込まれるといった、至ってシンプルな儀式なのだが、水面に投げ込まれる祭りって、どんな祭りなんだろうか。

    この「水神祭」だが、とても長い期間行われているようなので調べてみた。


    「長い期間」ではあるが、実際は競艇創世記からある儀式ではないらしい。

    諸説あるようだが、ベテラン選手の話を総合すると、1980年代始めあたりに、本栖研修所(昔のボートレーサー養成所)厳しい教官がいたそうで、その鬼教官を卒業式の時に水面に投げ込み、その後続々と卒業生が水面に飛び込んでいったのが起源のようなのだ。
    残念ながら何期の卒業生かは不明だった。

    水神祭の起源がそのような悪ふざけだったのが意外なのだが、競艇ボートレースの歴史も100年前からあるような競技でもないので、よく考えれば納得だ。



    水神祭はどんな時に行われるのか?

    そもそもその水神祭どのような時に行われるのだろうか?

    たぶん「初1着」の時だけ。と、思われている人も多いかもしれないが、そういったことではなく、基本的には「初」がつくことが起きた時や、節目の時に行われる。

    いわゆるボートレースの胴上げだ。


    例えば初1着初優勝初SG1着初SG優勝通算1000勝2000勝、などである。

    確かにSGに初めて出場した選手はしきりに「水神祭目指して頑張ります」などと言っているし、実際初めて1着とった選手は、水面に飛び込んでびしょ濡れになった姿で写真に写離、水神祭の様子がニュースになる事が多い。
    競艇ボートレースの水神祭後写真
    こんなかんじの「水神祭後写真」だw



    祝い事ならなんでも水神祭

    水神祭」などというから、水の神を祀ったり、水難事故を防ぐ為の慣しかと思われるが、実際は前述したようにただ教官を水に投げ込んだ「ノリ」から始まったもので、

    神聖な儀式でもなんでもない。


    なので例外的にではあるが、子供が生まれた選手を祝ったり、結婚祝いなどでやったりと、本当はとにかくなんでもかんでも、祝いたい時にやるのが水神祭なのだ。

    場所によってはオイルまみれの汚い水面のとこもあるし、冬場はめちゃくちゃ寒いので、投げ込まれる選手には素直に喜んで投げ込まれてない選手も多そうだw。



    競艇ボートレースの「水神祭」のやり方

    水神祭が行われる場所だが、水面際のピットの端で行われる事が多い。

    ただ、地元の選手が水神祭をする時などは、たまにではあるがスタンド正面の競走水面で、ファンの見ている前で行う事もある。


    2019年7月のSGオーシャンカップでは、SG初1着を取った「河村了」が、ファンが見る事ができる大時計前あたりで投げ込まれてた。

    まあファンの目の前でやった方が盛り上がるし、動画見ると結局、みんな飛び込みたいだけの水神祭に見えてしまうw
    結局、みんな飛び込みたいだけの競艇ボートレースの水神祭
     
    仲間を祝う為の「水神祭」《動画》



    実際の水神祭の様子

    河村の水神祭の様子はあくまでたまになので、オーソドックスな、ピットでの水神祭の様子を紹介したい。

    2019年グラチャンSG初優勝・柳沢水神祭

    まず、水面に投げ込まれる選手が、同支部や仲のいい選手達によって神輿のように担がれ、合図によって勢いをつけて投げ込まれる。
    顔面から投げ込まれるというのも、普通の生活している人にとってはなかなか無い経験だ。

    その時に、その他の選手がその投げ込まれる反動で同じように水面に飛び込んだり、反動関係なくノリで飛び込んだりする

    投げ込まれた後も、その選手をお祝いする意味で拍手だったり、「おめでとう」の声をかけたりするのだ。
    これが、水神祭の一通りの流れである。
    2019年グラチャンSG初優勝・柳沢水神祭
    柳沢水神祭《動画》



    2020年オールスターSG初1着・香川素子水神祭

    この動画のようにSG初優勝などだと、多くの選手は最終日という事もあり帰っているので、同じ支部の選手だけではなく、まだその場にいる選手や、その場が地元の選手なども駆けつける事もある。

    上の「柳沢一」のグラチャン優勝では、よく見ると愛知支部ではない松井繁も一人だけスーツ姿で写っている。

    ひと通り見直してみると、SGオールスターだと、出場している女子選手は少ないので、支部関係なく女子選手というくくりで水神祭をすることも多いようだ。

    女子の水神祭はなんだか仲の良さがあふれてて微笑ましいw
    女子ばかりとか、あまりにも人数が少なかったりすると、持ちあげれないので、その場にいる記者とかが手伝う事もあるらしい。
    2020年オールスターSG初1着・香川素子水神祭
    香川素子水神祭《動画》



    競艇の水神祭のまとめ

    こんな感じで、競艇独自の儀式「水神祭」を紹介してみたが、いかがだっただろう?

    スポーツ界で優勝した選手に「胴上げ」するのと同じ。
    激戦を交わしたボート仲間同士で讃え合うこの行事は、今後もずっと続くのだろう。
    何より、水神祭をする時の、選手みんなが笑顔で行っているのが印象的だ。


無料予想のある、優良競艇予想サイト

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/11/29

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートシーズン24の無料予想(2023/11/29)

ボートシーズン24の無料予想(無料情報)だが、今回検証するのは11/29の平和島5Rで提供されたボートシーズン24の買い目。

お馴染み平和島の企画レースであるが、このレースはモーターの差がはっきりあったように思う。
詳しく見ていきたい。

まず1号艇水摩。 出足・伸びと可もなく不可もなくといった感じではあったが、昨日9Rのまくりはターン後の舟の返りが特に良く、力強さがあった。
1コースであれば、スタートさえ決めれば全速で回れるので、ここはイン逃げで堅かったと思う。

次に2号艇米丸
初日から着順が取れているように足は良い。
特に出足が良いので、手堅く差せばここも2・3着で舟券に絡む可能性は高いので、連軸といった感じか。

5号艇宮迫の雰囲気もかなり良い。
16号機以前のエースモーターで底力はある。
このメンバーの中では出足・伸びともに分があった。

5コースなのでまくり切りまでは厳しいが、スタート次第では1マーク攻める事も想定できたので、その外の6号艇大谷にもチャンスは生まれる可能性はあった。
大谷も出足中心に展開突ける足は十分にある。

その一方で3号艇中澤4号艇酒井の足はかなり弱い。
どちらも全ての足が劣勢で、ターンの感じも重かった。
この2選手はさすがに買えない

その中澤を予想に絡めているのが致命傷である。
大外だが、このレースに関しては大谷にもチャンスがあった。
もちろん足的にも。
前日までのレースを見ていれば、モーター差がはっきりあったレースであったと思う。



2023/11/27

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

以下、2023/11/27に提供された競艇トライブの無料予想の検証結果である。

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇トライブの無料予想(2023/11/27)

競艇トライブの無料予想(無料情報)だが、今回検証する11月27日の平和島5Rは、1号艇にA級選手を配置するシード番組である。
このレースの1号艇は佐々木完太であった。

佐々木の引いた18号機は、機勝率こそないものの前検の動きは悪くなかった
伸び・出足ともに足負けはなかったというわけだ。

インの1着率も高い選手であり、センターに無理に攻めてくるような艇も見当たらなかったので、ここは逃げ信頼で良かったと思う。
1着で堅い。

相手だが、まず挙がるのが地元の3号艇三品だろう。
開催初日はスタートや調整を考えれば、地元選手が圧倒的に有利である。
足はそこまでだが走り慣れた水面のアドバンテージは大きく、3コースから1マーク自在に回れば2・3着は高い確率で確保でできたと思う。

三品の引き波をもらう2号艇栗原は買えないが、展開としては4号艇大谷5号艇赤井にもチャンスがあったのではないか。
一方、勝率高めの6号艇河合は6コースではまず連対しない。
3着までといった感じであった。
佐々木から三品を中心に考えれば良かったレースである。

三品が予想に組み込まれてないのは相当厳しいと思う。
開催初日である事を考えれば、絶対切れない選手だった。