最終更新日:2023年12月05日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,044

★競艇基礎知識〜トリビア (競艇選手養成所歴代チャンピオン) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 競艇選手養成所歴代チャンピオン

    先日、ボートレーサーになる為の応募書類を取り寄せ「ボートレーサーの応募書類」というコンテンツを書いたので、その流れで「競艇選手養成所歴代チャンピオン」について競艇コラムを書くことにする。


    厳しいボートレーサー養成所

    選手になろうと志せば、避けては通れないのが、競艇ボートレーサー養成所での生活である。
    その生活はとても厳しく、例えるなら軍隊のようだ。

    どれだけ「軍隊」かは「競艇女子」の美人レーサー、西岡成美 在所生代表の言葉を見れば伝わるだろう。
    動画で見れば尚更だ。
    競艇ボートレース養成所
     
    まぁよく考えれば厳しいというのも当たり前だ。
    まったくの素人からたった1年間の訓練で、プロに育てようというのだから、厳しくして当然である。
    実際何人も死亡している命を懸けたスポーツである事も、厳しい要因の一つであろう。


    ボートレーサー養成所の「チャンピオン」とは?

    そんな養成所での生活も半年くらい経った時期から、同期同士でのリーグ戦が始まる。
    レースを実際にすることで、ターンテクニックや展開を読む力をつけようというのが目的だろう。

    そのリーグ戦が何戦か行われた後、修了式の前に行われるのが、選手養成訓練終了記念競走である。
    もちろんこのレースに出走できるのは、リーグ戦で好成績をおさめた者だけであり、このレースで勝利を納めた者が、その期のチャンピオンとなるのだ。

    プロとしてデビューする前に、1年間一緒に過ごしてきた仲間たちの中で、一番になるというのは凄く自信になるだろうし、これはSGとも違って一生に1回しかチャンスはないので、皆優勝を狙っているのだ。

    そして優勝した選手はその期の代表として扱われるので、その責任は重く、それだけ価値のあるレースなのである。

    では、そんな価値のあるレースを制した、歴代のチャンピオン達がどのようなメンツなのかを今回は掘り下げていきたい。



  2. 代表的な期の養成所歴代チャンピオン

    1973年の36期以降から誕生する「本栖チャンプ」

    ボートレーサー養成所の終了記念レースは、昭和48年の1973年36期以降から行われている。

    したがって本栖チャンプは自ずとそれ以降から誕生する。
    ただ、36期〜49期までのチャンピオンすでに引退しているので、割愛させてもらう。


    現役最古のチャンピオンは50期の「原田正己」

    現役最古のチャンピオン50期の「原田正己」だ。
    「原田正己」は現在57歳の大ベテランで、養成所時代のリーグ勝率は8.01もあったみたいだ。
    これはかなり高い数字である。

    だがプロ転身後はG1やSGなどを優勝している形跡はなく、まあ「普通」くらいの選手だったのだろう。
    それでもこれまでに6憶円もの賞金を獲得しているのだから、いかに「競艇選手」という職業が儲かるかってことだ。


    58期チャンピオン「三角哲男」

    58期には「三角哲男」がチャンピオンに輝いている。
    三角は、SGも優勝した事のある強豪であり、現在もトップクラスで活躍している競艇選手だ。

    因みにこの「三角」という名前、珍しいので調べてみると、九州に多い名で全国順位で 1,631位。およそ9,800人もいるんだとか。


    強豪選手が集まっている60期、64期の優勝者は?

    強豪選手が集まっていると言われる60期(上瀧和則、烏野賢太、濱村芳宏)は「服部晃子」という引退した選手が優勝し、松井繁、服部幸男のいた64期のチャンピオンも、彼らではなく「十河伸吉」という、いずれも引退した微妙な選手というのも面白い。


    強豪選手が集まっている69期優勝は「太田和美」

    これまた強豪揃いの69期(田中信一郎、仲口博崇、三嶌誠司)の優勝者は強豪「太田和美


    76期優勝はSG2回優出の「太田和美」

    76期(瓜生正義、魚谷智之、原田幸哉)の優勝は既に引退した「横西奏恵」という元競艇選手で、この76期と言えば、瓜生、魚谷などの艇界1、2を争う選手を下して女性で優勝したのは凄い。
    彼女自身も現役時代SG優出を2回果たすなど、女子の記録を塗り替えた凄い選手で、こういう期は優秀な選手が多く、同期の活躍でお互いに刺激し合っているのだろうとつくづく思う。


    80期は「白石健」

    80期は「白石健」。現在の活躍を考えればチャンピオンは「白井英治」だろうが、それも在校時代の苦い経験がバネになったのだろうか。


    81期は「池田浩二」

    81期は「池田浩二」がチャンピオン。とても順当な結果である。


    銀河系軍団 85期は「田村隆信」

    銀河系軍団と呼ばれている85期は「田村隆信」と、まあ順当な結果であるし、この田村は同期の他の選手(井口佳典、湯川浩司)よりも圧倒的に出世が早かったようだ。
    デビュー5年後の2004年にはSGを2回優勝していたし、今現在もグランプリに出場したりしていることから、この時から抜けていたようだ。


    現在の艇界トップ3はチャンピオンならず。

    現在の艇界トップ3である、毒島誠(92期)、峰竜太(95期)、桐生順平(100期)は、誰もがチャンピオンになる事はできなかった。
    決して、養成所時代から強い選手だけが、プロになっても活躍できるとは限らない良い例であろう。
    それ以降のチャンピオンはまだSGやG1などで活躍できていないのが現状だ。


    110期はコスプレ大好き「喜多須杏奈」

    110期には、76期の横西以来女性チャンピオンで、競艇女子でも書いた「喜多須杏奈」がチャンピオンになった。
    横西と同じ徳島支部という事もあり、デビューから期待されていたようだが、残念ながらデビュー後は現在までではこれといった結果を残せていない。
    横西2世とまで言われた逸材だけに、まだまだこれからに期待という事か。


    最新の126期「常住蓮」

    そして最新の126期のチャンピオンは、「常住蓮」という日本人だ。
    漢字で書いても読みずらいのだが、「つねずみれん」というらしい。

    佐賀出身でもあり、これで124期から3期連続で佐賀の選手がチャンピオンに輝いた(124期は末永和也、125期は定松勇樹)。
    同県の先輩、峰竜太の活躍に触発されるかのように佐賀勢が3連覇と、これからの佐賀支部にも注目が集まるだろう。



    「代表的な期の養成所歴代チャンピオン」のまとめ

    以上が代表的な期の養成所歴代チャンピオンであるが、改めて見ると、チャンピオンが順当にプロで活躍しているケースもあるが、そうでないケースの方が多そうである。

    そう考えると、プロに入ってからの伸びしろの方が大きいようだし、あくまで養成所は通過点という事だろう。
    ただ、やはりその期のナンバーワンというのは価値があると思うので、これからも歴代のチャンピオン、そしてこれから生まれるチャンピオンには注目しておきたいね。


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2023/11/29

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートシーズン24の無料予想(2023/11/29)

ボートシーズン24の無料予想(無料情報)だが、今回検証するのは11/29の平和島5Rで提供されたボートシーズン24の買い目。

お馴染み平和島の企画レースであるが、このレースはモーターの差がはっきりあったように思う。
詳しく見ていきたい。

まず1号艇水摩。 出足・伸びと可もなく不可もなくといった感じではあったが、昨日9Rのまくりはターン後の舟の返りが特に良く、力強さがあった。
1コースであれば、スタートさえ決めれば全速で回れるので、ここはイン逃げで堅かったと思う。

次に2号艇米丸
初日から着順が取れているように足は良い。
特に出足が良いので、手堅く差せばここも2・3着で舟券に絡む可能性は高いので、連軸といった感じか。

5号艇宮迫の雰囲気もかなり良い。
16号機以前のエースモーターで底力はある。
このメンバーの中では出足・伸びともに分があった。

5コースなのでまくり切りまでは厳しいが、スタート次第では1マーク攻める事も想定できたので、その外の6号艇大谷にもチャンスは生まれる可能性はあった。
大谷も出足中心に展開突ける足は十分にある。

その一方で3号艇中澤4号艇酒井の足はかなり弱い。
どちらも全ての足が劣勢で、ターンの感じも重かった。
この2選手はさすがに買えない

その中澤を予想に絡めているのが致命傷である。
大外だが、このレースに関しては大谷にもチャンスがあった。
もちろん足的にも。
前日までのレースを見ていれば、モーター差がはっきりあったレースであったと思う。



2023/11/27

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

以下、2023/11/27に提供された競艇トライブの無料予想の検証結果である。

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇トライブの無料予想(2023/11/27)

競艇トライブの無料予想(無料情報)だが、今回検証する11月27日の平和島5Rは、1号艇にA級選手を配置するシード番組である。
このレースの1号艇は佐々木完太であった。

佐々木の引いた18号機は、機勝率こそないものの前検の動きは悪くなかった
伸び・出足ともに足負けはなかったというわけだ。

インの1着率も高い選手であり、センターに無理に攻めてくるような艇も見当たらなかったので、ここは逃げ信頼で良かったと思う。
1着で堅い。

相手だが、まず挙がるのが地元の3号艇三品だろう。
開催初日はスタートや調整を考えれば、地元選手が圧倒的に有利である。
足はそこまでだが走り慣れた水面のアドバンテージは大きく、3コースから1マーク自在に回れば2・3着は高い確率で確保でできたと思う。

三品の引き波をもらう2号艇栗原は買えないが、展開としては4号艇大谷5号艇赤井にもチャンスがあったのではないか。
一方、勝率高めの6号艇河合は6コースではまず連対しない。
3着までといった感じであった。
佐々木から三品を中心に考えれば良かったレースである。

三品が予想に組み込まれてないのは相当厳しいと思う。
開催初日である事を考えれば、絶対切れない選手だった。