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妻に暴行でA1ボートレーサー「重成一人」が逮捕
先日、A1ボートレーサーの「重成一人」が自宅で妻の背中を殴った疑いで警察に逮捕された。 -
逮捕された重成一人とはどんなレーサーなのか?
重成一人は香川支部のボートレーサーで、1997年に5月に地元丸亀でデビューした80期生の選手である。 -
今後の重成一人はどうなる?
「今後の展開」だが、重成自身も容疑を認めており、反省の様子もあるようなので、おおよそ不起訴処分になるのではないかと予想される。
妻が110番し、警察が取り押さえたのだという。
重成本人は容疑を認めているみたいだ。

「背中を拳で1回殴った」ということらしいが、一般人であれば然程大ごとになるようなものでもないだろう。
警察が逮捕をした理由としては「重成一人がヒートアップしており、放置するのはよくないと判断した」と説明しているのだが、ヒートアップとはどれくらいのものだったのだろうか。
殴った経緯としては、重成の前日の飲酒態度をめぐって口論となり、それが原因で殴ったそうなのだが、重成一人が静まれば逮捕されなかったのだろうか。
タイミングとしてもSGの最終日といったこともあるし、息抜きの度が過ぎたのだろう。
…まぁ妻を殴るくらいだから、かなり頭に血が上っていたことは事実なのだが、この逮捕によって、斡旋が決まっていた大村「G2モーターボート誕生祭」の出場も取り消されてしまい、当然と言えば当然なのかもしれないが、たった1発、その力加減も実際のところ当人達しか分からないことだが、自業自得とはいえ、この暴力的な印象はよろしくない。

重成一人の父親も「重成達郎」という名前のボートレースの元選手で、重成一人は父親の影響でボートレーサーになった2世レーサーでもある。
この80期の同期には「白井英治」や「平田忠則」などの強豪レーサーがいるのだが、重成自身もG1タイトルを6回も優勝するほどの超実力者である。
なんだか今回の「酒がらみ」で捕まった事件と聞くと、下火になった冴えないレーサーって印象を持つかもしれないが、とんでもない。
昨年の大村で行われた「SGボートレースメモリアル」でも優出するなどの、まだまだバリバリに活躍している現役のボートレーサーだ。
この重成一人、グランプリにも過去2度出場したことがあるのだが、そこにおけるレースが特に凄かった。

2011年12月のグランプリトライアル第3戦において、6枠ながら意表の付く前付けを敢行し、インコースを取り切ってそのまま逃げ切ったのだ。
見てもらえれば分かるのだが、実況席までスタンドの歓声が聞こえてくるくらいに沸き上がっている。
勝負駆けの一戦で、何としても上位着順が欲しかったみたいだが、かなり思い切った事をするし、何よりここで勝利を収めるとは。
この勝利により、結果は6着となったものの、最終日の優勝戦にも駒をすすめる事ができたので、結果的にここで「グランプリの大舞台でもこういうトリッキーなレースができる男、重成一人」として全国に名を知らしめる事となった。
個人的には情状酌量の余地はあるんじゃないかと思うが、ただ「1発」とはいえ社会的なこのニュース(競艇ボートレース界)のインパクトは大きいので、ボートレース業界としても「半年や1年間の出場停止」などといった何らかの制裁を科す可能性は高い。(家庭の事情だからそこまでするのはどうかと思うが)
年始にはショッキングな西川昌希元レーサーの八百長逮捕もあっただけに、ボートレース界としては静かにしたいところだろう。非常に良くないタイミングの不祥事だ。
どうなるかはまだ分からないが、十分にこの事は反省して、また元気に復帰して欲しいと思うし、重成のトリッキーなレースを見たいと私は願っている。
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