最終更新日:2024年05月08日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,908

★競艇基礎知識〜トリビア (SG開催が最も多い場は?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. SG開催が最も多い場は?

    SGの開催地は毎年違う

    ボートレースで一番見ごたえがあるレースと言えば、やはりSGレースだろう。

    スペシャルグレードの略で「SG」と称しているだけあって、艇界でも最高峰の選手達が真剣勝負をする。
    スタート力、ターン技術、モーター調整どれをとっても超一流の世界で、一般戦とは全然レースのレベルが違うので、舟券を買うファンにとっても、そういった選手達の戦いは凄く面白い。

    SGレースがG1(記念)やその他の一般戦と違うのは、開催地が毎年変わるという事である(PG1や一部のG2・G3戦もだが)

    モーターボート競走会が毎年選考して、1年間で8つあるSGの開催地を決定する。

    売上げの高い場や、都心部にある場、施工者の努力が見える場など、様々な要因で決めるらしいのだが、それを見ていていつも思うのは、開催地が偏ってないかという事だ。

    毎年のように開催されている場もあるのに、一切されていない場もあり、かなり差がある気がするのだ。



    SGレースの開催回数上位ランキング

    以下、SGレースの開催回数でどこが一番多いのか、反対にどこが一番開催されていないのかを調べたので、それを発表していきたいと思う。
    予想通り極端な結果になったのかどうか、気になる人は読み進めてみて欲しい。
    全国で24場あるので、上位5位を順に発表していきたい。


    【第5位】ボートレース浜名湖 21回

    静岡県にある浜名湖がランクインした。

    特に大都市にあるというわけではないが、なぜか開催回数が多い。
    確かに水面は広く1マークも旋回しやすいので、いろいろな決まり手が出ると言う意味ではSG開催に適しているのかもしれない。
    クラシック4回、オールスター5回、メモリアル4回と、いろいろなSGで満遍なく行われていた。

    ボートレース浜名湖
    ▲ ボートレース浜名湖



    【第4位】ボートレース蒲郡 22回

    愛知県にある蒲郡が第4位となった。

    名古屋という都市部に近く、アクセスが良い事もある。
    ナイター開催初期の頃から行っていたのもあり、ナイターSGと言えば蒲郡という時代もあったみたいだ。
    その証拠に真夏のメモリアル開催が圧倒的に多く8回もある
    オーシャンカップの3回と合わせれば、22回の内の半分は夏場に集中している事になるのだから大分偏っている。

    ボートレース蒲郡
    ▲ ボートレース蒲郡



    【第3位】ボートレース福岡 25回

    福岡県という立地がやはり大きい。

    博多駅からも近いので、福岡在住の人だけでなくいろいろな地域からお客を呼べるのだろう。
    SGというビッグ開催ではそういう所が大きいのかもしれない。
    タイトルとしてはダービーが11回も開催されている。
    オールスターやメモリアルもそれぞれ5回ずつあるのだが、不思議な事にグランドチャンピオン、オーシャンカップ、チャレンジカップの比較的新しく作られたSGは一回も開催されていない
    理由は全く謎だが、調べてみて気が付いた興味深い事実である。

    ボートレース福岡
    ▲ ボートレース福岡



    【第2位】ボートレース平和島 40回

    3位までとは開催数に圧倒的開きがあった。

    東京3場の中でもメインのレース場で、「東のメッカ」とも呼ばれているくらいである。
    クラシックの開催数がめちゃくちゃ多く、17回も行われている。
    クラシックは一年の初めに行われるSGなので、平和島から今年もスタートという気持ちになるファンも多いのではないだろうか。
    ちなみにであるが、今年2023年もクラシックは平和島開催であった。

    ボートレース平和島
    ▲ ボートレース平和島



    【第1位】ボートレース住之江 72回

    そしてSG開催数の多いレース場、栄えある1位は…ボートレース住之江である。

    回数はなんと72回、ぶっちぎりのトップである。
    まぁ毎年の開催地決定を見ていても、常に住之江の名前はあるからそうなんじゃないかと思ってはいたが、ここまで多いとは驚きだ。

    ボートレースの生みの親である、故笹川良一が大阪出身であるという事からこれだけ多いのではないかと言われている。

    グランプリの30回を筆頭に、オールスター17回、ダービー14回と、古くからあるSGの開催数が多いだけでなく、唯一全てのSGレースを開催している場でもある。
    そして、オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・グランプリと、8大SGの内4つの第一回開催も住之江である。

    これを見れば、全国一のレースである事はもはや疑いようがないレベルであり、今後もその流れは続いていくだろうと思わせられる圧倒的な結果であった。

    ボートレース住之江
    ▲ ボートレース住之江



    開催の少ないレース場は?

    では逆にSG開催の少ないレース場はどこなのだろうか?

    調べてみると、ボートレース江戸川であった。
    これまでの開催回数はたったの1回
    それも1958年のダービーまでさかのぼる事になる。

    江戸川自体が、全国で唯一河川を使った場であるという事が影響しているのではなかろうか。
    強風が吹いて、波高が高い日が多いのでレース自体が出来ない恐れもある。
    その上、レース場自体もせまいようで、多くの人数を収容できないのもありそうだ。
    そういった理由が江戸川ではSG開催が行われていないのかもしれない。

    ちなみにだが、その次はびわこ・三国・徳山の2回であった。
    その内徳山と三国では今年SG開催があるので、いずれ3回となる。
    びわこが単独ブービー賞だな。



    各SG毎の開催上位場は?

    全てのSGを合計した上でランキングを出してきたが、各SG毎ではどうなのだろうか?
    以下がその詳細である。

    ◎クラシック
    1位 平和島 17回
    2位 戸田  7回
    3位 住之江 5回

    ◎オールスター
    1位 住之江 17回
    2位 尼崎  6回
    3位 福岡・浜名湖 5回

    ◎グランドチャンピオン
    1位 宮島 4回
    2位 住之江・唐津・浜名湖 3回

    ◎オーシャンカップ
    1位 若松 7回
    2位 尼崎・蒲郡・丸亀 3回

    ◎メモリアル
    1位 若松 9回
    2位 丸亀・蒲郡 8回

    ◎ダービー
    1位 住之江 14回
    2位 平和島 12回
    3位 福岡  11回

    ◎チャレンジカップ
    1位 児島 3回
    2位 平和島・津・浜名湖・大村・下関・芦屋 2回

    ◎グランプリ
    1位 住之江 30回
    2位 平和島 4回
    3位 戸田・福岡・大村 1回

    以上である。


    まずクラシックは前述した通り平和島が圧倒的だ。
    逆にオールスターは住之江が多い。
    この2つのSGに関しては、2位がそれぞれ戸田・尼崎なので、クラシックが関東、オールスターが近畿という風に色付けができるかもしれない。

    グランドチャンピオンは宮島が一番多いというのは意外であった。
    宮島で行われたSG7回の内、その4回がグラチャン。
    ここもなぜか偏っている。

    オーシャンカップ・メモリアルは共に若松が1位。
    蒲郡や丸亀もランクインしている事から、ナイター場というのが大きかったように思える。
    ちなみにメモリアルは開催場がこれまで20場と、全てのSGの中で一番開催場が分散している。
    メモリアルは全国のレース場からの推薦で出場が決まる大会なので、こうした結果になったのかもしれない。

    ダービーは開催場トップ3の順位そのままである。
    一番伝統のあるダービーだからこそ、素直にSG開催順と比例するという事なのだろうか。

    チャレンジカップは極端に開催の多い場はなかった。
    これもチャレンジカップ独自の色であろう。

    そして最後にグランプリは、圧倒的に住之江が多い。
    37回中30回、これがグランプリ=住之江と言われる所以である。
    そもそもグランプリを開催した事のある場ですら5場しかない。
    そういう意味では、昨年の大村開催はかなり特殊だったと言えるだろう。


    こんな感じで、SG開催には偏りがあるという事が改めて分かった。

    住之江や平和島でやるのもいいが、江戸川やびわこでももう一回くらいやってみて欲しい。というのは、個人的な感想だ。
    まぁ現実的には厳しいか(笑)


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モーターパワーに差のあるレースだった。
詳しく見ていきたい。

まずレースの展開を考える上で重要なのは、センター勢に気配のいる選手がいるかどうかである。
1号艇が強い現代ボートレースではあるが、攻める艇がいれば話は別
そういう意味で4号艇後藤の外攻めがまず想定できた。

気配は出足・伸び足とどちらも抜群の手応え、一人だけパワーが抜けていた。
これだけの手応えならば差しではなくまくりだろう。
1号艇渡邉は正直弱かったので、抵抗できる可能性も低かった。

後藤が攻めれば展開が向くのは5号艇大塚
大塚自身も出足中心に戦える雰囲気だったので、展開を逃す事は考えづらかった。

あとは2号艇門間
後藤が攻める直内(3号艇)ではなく、余裕を持って差す事ができる2コース(2号艇)。
気配も4日目にアップしており、圏内であったのは間違いない。

足自体は戦えるレベルにあった6号艇佐藤だが、やはり経験値不足で切りで良かった。

予想は後藤がまくりではなく、すんなり差す展開を想定している(イン逃げの目もある)
これでは的中できるものもできないという感じである。

後藤の足が抜けていた一戦。
簡単なレースであった。