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競艇界の師弟関係とは? 松井繁の弟子? 峰竜太の弟子?

▼ 競艇界の師弟関係とは?

  1. 競艇選手の師弟関係とは?

    競艇ボートレースの師弟関係について

    競艇検証.com」で時折更新している「競艇女子」では、美人競艇選手や、覚えておくと良い女子競艇選手をピックアップし、出来る限り選手本人を「検証」しているのだが、その際「師匠」とか「弟子」という言葉がでてくることが多い。

    ソレは言葉通り競艇の技術を磨く為に師と仰いだ「師弟関係」のことだが、競艇選手の間にある「師弟関係」とはなにか?…ソコを参考選手も挙げて解説していこうと思う。



    やまとを卒業したら弟子入り?

    競艇ボートレースでは、やまと競艇訓練所で訓練を受け、なんとか無事卒業した選手達は、プロとしてデビューをするわけだが、やはりプロとしての慣習や、技術的なことだと知らない事が大変多い。

    やまと競艇訓練所」はわずか1年の訓練校なので、卒業後には自分が所属している支部(出身県)の先輩から色々と教えてもらうというのが常なのだが、その延長上で、先輩レーサーに弟子入りをするといった風習が競艇の中にはある。

    もちろん、全員の選手が「弟子入りしなければならない」といった規定があるわけではなく、あくまで弟子入りしたい者だけが、するといったものだ。



    競艇の弟子入りは、旧プロペラ制度の影響

    では、そもそもなぜこのように、弟子入りという風習があるのだろうか?

    相撲部屋や、道場の師弟関係でもないのに、どのようにして師弟関係になるのだろう?


    まず、要素として大きいのが、旧プロペラ制度の影響という事だろう。

    2012年の5月から現行の制度に変わったのだが、それ以前までは持ちペラ制度」というのがあり、選手自身が自作のプロペラを所有し、レース場にそのプロペラを持って行くという制度だった。

    …なので、好モーターなら、活躍は必至だし、例え低調モーターを引いても、プロペラの調子がよければ「ある程度は成績が残せる」といったように、「プロペラ」というものが選手にとって、とても重要な要素であったのだ。

    競艇ボートレースに重要なプロペラ


    以前は同じ支部の仲のいい選手同士が、プロペラ作りの情報や技術を共有しあうために「プロペラグループ」なるものを作っており、その中で、先輩後輩の関係もあり、軍隊のような「やまと競艇訓練所」を卒業した選手たちは自ずと先輩を敬う師弟関係が結ばれていったというのが、この競艇でいう「師弟関係」風習の始まりだ。

    プロペラの師匠」なんて呼ばれてた時もあった。


    デビューしたての新人選手は、プロペラの技術は皆無に等しく、どこかのプロペラグループに所属するか、先輩に教えてもらうしか、技術向上できないので、まずそういった面倒を見てくれる存在を見つけるところから、選手生活はスタートしたのである。

    もちろん弟子入りなどせず、独学でプロペラの技術を学んでいった選手もいる。

    プロペラをきっかけに、それ以外にも旋回技術を指導したり、人間的な指導も行ったりするといった関係もでき始め、本格的な「師弟関係」というものが出来たのだ。

    現在となっては、持ちプロペラ制度が終わり自前のペラではなくなったので、自然と以前のような「プロペラグループ」ではなくなったのだが(今でもグループは存在し、木製ハンマーでのみ叩けるので、その技術の受け継ぎはある)その名残で、未だに競艇選手間では師弟関係が存在している。

    因みに、それでも今の「ペラ制度」になっても、モーターとプロペラの整備力が一人前のレベルに達するまでには、4、5年はかかるというのだから、新人の選手は技術もだが、学ぶことが多く独学で学ぶには無理があるので「弟子入り」するのだ。



  2. 競艇では、弟子入りするとどうなるか?

    落語や芸人の「弟子入り」とは違う、競艇の弟子入り

    では実際に、弟子入りするという事はどういうことなのだろうか。

    「落語家」などで、師匠に弟子入りすると、師匠の家に住み込みで生活したり、師匠の身の回りの世話を、弟子が全て担当するといったような風習があったりするようなので、世間一般的に考えると「師弟関係」というものは、そういった関係を想像する人が多いだろう。

    しかし、競艇界の師弟関係は、「住み込みで師匠の世話して学ばせてもらう」といったようなものではない。

    …そもそも「競艇」の場合レースに斡旋されるものなので、全国24競艇場に各々が行かなければならず、ずっと一か所で「師匠」の生活パターンに合わせて生活を共にすることは不可能なのだ。


    しきたりなど特にない競艇の弟子入り

    もちろん前述したとおり、以前はグループに入ったり、プロペラを教えてもらう人に直接頼みこんだりしたりしたそうだが、現在の「競艇選手の師弟関係」は、弟子入りする時でも「弟子入りさしてください」「分かりました」…のように門下生が道場の扉を叩くというより、なんとなくスタートする場合が多いようだ。

    金銭的に奉納するみたいな事もなく、先輩が後輩のターンを指導したり、相談にのっていたりするうちに、なんとなくそのような「師弟関係」になっているといった感じなのだろう。

    弟子入りしてのメリットというと、やはり旋回技術やその他いろいろな面で、師匠から学べるというのが大きい。
    師匠も弟子だと、他の後輩には言いづらいようなことでも言えるだろうし、厳しく指導することもできるのだ。



  3. 競艇界の有名な「師弟」を3組紹介

    競艇界の有名な「師弟」を紹介

    競艇選手界には、さまざまな師弟関係があるのだが、具体的に取り上げてみたい。

    艇界のライジングスター・山崎智也の師弟関係

    廣町恵三師匠と握手してる山崎智也選手
    ↑廣町恵三師匠と握手してる山崎智也選手


    まず、艇界のイケメンレーサー山崎智也の師弟関係についてだ。
    少し前の「競艇界の貴公子」と言えばライジングスター・山崎智也選手
    で、その師匠は、引退した廣町恵三である。

    師匠の廣町恵三氏は2007年に現役引退して、現在はJLC(競艇専門チャンネル)の解説者をしているのだが、廣町恵三氏が競艇引退して、如何わしい競艇予想サイトの予想屋として名前貸しなどしてなくて安心だw

    この「廣町恵三師匠と 山崎智也選手」の師弟関係で取り上げたいのは、弟子が師匠よりも圧倒的に成績を残しているということだ。

    もちろん廣町恵三自身もSGに出場したことのある元選手で、群馬の強豪レーサーだったのだが、山崎はそれとは比べものにならないくらいの成績を現在記録し続けており、艇界の歴史上でも上位に名を連ねるような選手になっているのである。

    それくらい差があれば、教えてもらう事も無さそうなものだが、やはり山崎智也自身も廣町恵三から、モーター整備やプロペラのアドバイスをもらうことによって、ここまでの選手に成長したのである。

    引退後の、師弟対談の記事での山崎の話では、精神的な面で支えてもらった旨を語っており、いくら弟子が師匠よりも強くなろうとも、師匠というものはとても大切な存在だということが分かる。



    競艇界ナンバーワンレーサー、峰竜太の師弟関係

    峰竜太師匠が真ん中、左右が弟子の右が山田浩二、左が上野真之介
    ↑峰竜太師匠が中央、右が山田浩二、左が上野真之介


    現在の競艇界ナンバーワンレーサー、峰竜太弟子は3人もいるのだが、峰竜太が他の師弟関係と少し違うのは、弟子との年齢差が少ないことだ。

    2019年4月、峰竜太自身が 34歳であるにもかかわらず、一番弟子の山田康二は31歳と、その差3歳しか違わないのだ。
    デビューも3年半、峰が早いだけで、師弟というよりも、先輩後輩関係に近いような差なのだ。

    そしてもっと驚くのが、峰が弟子をとったのが、今から5年くらい前の 20代の頃だったことで、競艇界でも20代の選手が弟子をとるというのは極めて異例な事で、この若さにして弟子をとるのは競艇界関係なく、どの業界の師弟関係でもかなり「早い」だろう。

    峰竜太自身は、若くして弟子をとる事によって、自分自身に責任感を持たせようという事でとったそうで、実際、それ以降の峰の成績も飛躍的に上昇して、遂にはグランプリを優勝するまでになったのである。
    このように師匠が弟子によって成長することもあるようだ。



    艇界の王者・松井繁の師弟関係

    松井繁(左)と鎌田義(右)の師弟関係
    ↑松井繁(左)と鎌田義(右)の師弟関係



    最後は、艇界の王者・松井繁の師弟関係だ。
    松井繁の師匠金谷英男であり、松井繁は一匹狼感あるので、弟子がいなそうだが、弟子は「北村征嗣」と「山本隆幸」、そして「鎌田義」の3人である。

    鎌田は2017年に腰痛か、足とかそんなので引退したらしいのだが、松井との仲の良さはとても有名だった。

    そして、この鎌田義と山本隆幸は兵庫支部所属なのに対して、松井繁は大阪支部所属と、支部が違う中での師弟関係というのは、競艇界では珍しい事である。

    鎌田義も山本隆幸も、松井繁を尊敬するあまりに、必死に頼みこんで弟子にしてもらったようで、所属支部を越えた、師弟関係も競艇界には少なからず存在する。


    師弟関係も知ってると競艇が面白い

    以上の様に、競艇界には様々な形の師弟関係があるのだが、全てに共通しているいえることは、世間一般にいうような師弟関係とは全く違うということだ。

    競艇界独特の師弟関係、これもまた競艇を面白くする上で、重要なスパイスなのかもしれない。


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2024/04/15

ザブーンという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト競艇ザブーンの無料予想(無料情報)は、2024/04/15の津4Rで提供された買い目である。

競艇ザブーンという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇ザブーンの無料予想(2024/04/15)

1号艇には近況、インから全く逃げ切れていない鈴木が乗艇していた。
直近6ヶ月の1着率は約15%、3連対率でさえ約31%と、信頼するには程遠い数字が並んでいた。
その上、モーターの仕上がりも良くない。
逃げで買える要素はほぼなかった。

では誰を中心視するか
間違いなく3号艇水摩であろう。

今節は出足が弱いものの、行き足から伸びにかけての足が良かった。
特に伸び切ってからの足が良い。
2日目の8Rを見れば明らかで、まくり切るまではいかなかったものの、スローからでも内を呑み込んで行く雰囲気があった。
後半の12Rも同様である。

足だけではなく、選手自身もまくりタイプの選手である。
3〜6コース、全てのコースでまくり勝ちが差し勝ちよりも多い。
3コースに関して言えば、倍以上も違う(まくり勝ち5、差し勝ち2)
1マークは絶対にまくりに行くと想定できた。

そう考えれば展開も非常に分かりやすい
水摩の攻めに乗って4号艇宇佐見5号艇富永は差すだけで良かった。
「3-4-5」は真っ先に思いつく目である。

競艇ザブーンの予想は買い目を見る限り、2号艇深澤が攻めている展開を想定してるのだろう。
一つ外の水摩が攻めれば、深澤は1マーク窮屈になるので圏外になる可能性が高いからだ。

2コースから攻めるのは難しい上に、水摩がまくる気満々の気配。
全く見当外れの予想であったと断言できる。
「3-4-5」は1番人気の決着であった、と締めておきたい。



2024/04/17

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートセンスの無料予想(無料情報)は、2024/04/17の児島3Rで提供された買い目である。

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートセンスの無料予想(2024/04/17)

後半に準優を控える1号艇北中
今節の仕上がりは中堅程度の足色であったが、インならしっかりと持つレベルにはあったように思う。
スタートもしっかりと行けているので、先マイして逃げるのみであった(準優前でもインで人気を背負うならスタートは決める)
1着固定で良い。

焦点は2・3着争い
本来であれば2号艇小池を中心視したい所なのだが、調整を合わせられるか微妙な所であった。
昨日は回転を合わせられておらずインから惜敗。
合えば出足中心に良い部類だとは思うが、絶対的な信頼はおけないという感じである。

3号艇渡邊裕貴や、5号艇末永も絡むだけの足はあった。
特に末永はギアケースを交換してから気配が上昇しており、軽視は禁物であったと思う。

6号艇渡邉に関しては伸び寄りの足だったので、6コースという事も考慮すれば、2・3着には厳しかった。
自力で仕掛けられるレベルの足ではない(出足や回り足があれば展開も突けるだろうが)
北中から小池・渡邊裕・末永を絡めれば的中できていただろう。

予想は小池の逆転目も含めて、6号艇の渡邉入れすぎである。
もっと柔軟に予想をすれば、末永の2着は買えるので勿体なかった。