最終更新日:2024年04月19日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,802

競艇(ボートレース)は1コースが圧倒的に強く勝率が高い。競艇場24場の1コースの勝率データを分析

▼ 競艇(ボートレース)の1コースの勝率が圧倒的に高い

  1. 競艇ボートレースの1コースの勝率

    競艇予想サイト(ボートレース予想サイト)で予想を買う前に、自分で競艇やるなら知っておいた方が良いのは、ご存知の通り競艇(ボートレース)という競技は、その競技の特性上内側のコース、つまりは1コースが圧倒的に強いということだ。

    ではその「1コースの圧倒的な強さ」に注目して全国の競艇場24場の 1コースの勝率について見てみよう。


    競艇場24場の 1コースの勝率

    関東地方

    桐生競艇場(群馬) 1コース勝率 51.6%
    戸田競艇場(埼玉) 1コース勝率 44.9%
    江戸川競艇場(東京) 1コース勝率 46.8%
    平和島競艇場(東京) 1コース勝率 48.5%
    多摩川競艇場(東京) 1コース勝率 52.2%

    東海地方

    浜名湖競艇場(静岡) 1コース勝率 52.5%
    蒲郡競艇場(愛知) 1コース勝率 54.9%
    常滑競艇場(愛知) 1コース勝率 54.5%
    津競艇場(三重) 1コース勝率 57.7%

    近畿地方

    三国競艇場(福井) 1コース勝率 52.0%
    びわこ競艇場(滋賀) 1コース勝率 52.5%
    住之江競艇場(大阪) 1コース勝率 53.5%
    尼崎競艇場(兵庫) 1コース勝率 53.7%

    四国地方

    鳴門競艇場(徳島) 1コース勝率 52.8%
    丸亀競艇場(香川) 1コース勝率 51.0%

    中国地方

    児島競艇場(岡山) 1コース勝率 56.2%
    宮島競艇場(広島) 1コース勝率 58.8%
    徳山競艇場(山口) 1コース勝率 54.0%
    下関競艇場(山口) 1コース勝率 57.0%

    九州地方

    若松競艇場(福岡) 1コース勝率 57.1%
    芦屋競艇場(福岡) 1コース勝率 62.3%
    福岡競艇場(福岡) 1コース勝率 52.8%
    唐津競艇場(佐賀) 1コース勝率 53.3%
    大村競艇場(長崎) 1コース勝率 70.0%

    全国平均1コース勝率:54.0%



  2. 競艇場によって更に1コースの勝率が上がる

    ご覧になって分かるように、日本全国、競艇場24場の 1コースの勝率を見ると、驚異の54%という数字が出た。

    競艇は6艇で勝ちを競う競技であるから、等分に割れば6回に1回勝ちそうにも思えるが、それが2回に1回以上1コースが勝つというのだからすさまじくこの数字は高い。

    中でも大村競艇場は 70%もあり、1コースのためだけに造られた競艇場なんじゃないかと思うくらいに1コースの勝率が高すぎだ。
    これは覚えておいた方が良いデータだろう。
    大村競艇場の3ヶ月のデータを見ると1コースの勝率が高いのがわかる
    ↑大村競艇場の3ヶ月のデータ



    逆に言えば、一番低い戸田競艇場ですら 45%近くも勝率があるのである。
    戸田競艇場の3ヶ月のデータも見ると1コースの勝率が高いのがわかる
    ↑戸田競艇場の3ヶ月のデータ



    同じ公営競技の競馬や競輪でも同じように枠番があり、内外のコース利は多少はあるものの、ここまで内側のコースが勝つというのはない。
    やはり競艇ボートレースだけが特別で、それだけでも予想サイトで予想買わずに自分で予想ができるだろう。(とりあえず自分で競艇やるなら①コースは抑えておくことだ)


    この「1コースの勝率」は、地方別に見てもおもしろい

    九州は先ほど述べた大村競艇場とともに芦屋競艇場も勝率が高く、5場みても高いところが多い

    一方、関東はどの競艇場も全国平均の54%よりも低く、40%台が5場中3場もあるのだ。
    このことを考えると1コースが勝つレースを多く見たい場合は九州の競艇場をメインに見て、他のコースが勝つのを見たい場合は関東の競艇場をメインで見るのが良いかもしれない。



  3. 1コースの勝率が上がる「原因」とは

    ここまで1コースの勝率が高くなる「原因」は、内側を走れる選手の方が最初のターンマークを「最短距離」で回ることができるからで、最初のターンマークを先頭でクリアすれば、視界に他の艇は無いのでその後の攻防は楽になり、邪魔されることなく走ることができるのだ。

    そしてもうひとつ一番手でターンマークをクリアした艇が圧倒的に有利になる「原因」は、最初のターンマークを抑えた艇が出す「引き波」によって後に続く艇がスムーズに走れなくなるから。

    1コースに入る1号艇が最短距離でターンマークを回ることができて、「引き波」で前に追いつくのが難しくなるから勝率が上がるのだ。



  4. 競艇ボートレーサー選手別コース取りランキング

    12月号のマク—ルにも、ちょうど面白いデータが載っていた。
    2018年競艇(ボートレース)におけるコース取り状況ランキング
    ↑2018年 出場選手のコース取り状況ランキング


    これは今年のグランプリ出場選手の上位6人のコース取り状況の表なのだが、どの選手をみても1コースの進入回数が一番多いのが分かる。

    どの選手も1コースの強さというものを知っているから、ゆえに出走前から1コースを取ろうとして、ピット離れのいい調整をしたり、積極的に待機行動において前付け(外枠の選手が内コースを取ろうとすること)したりする。
    その中でも峰竜太の1コース1着率はなんと86%もあるのだ。すごく高い。

    以上のように競艇という競技はまず1コースがこのレースで勝つのかどうかを考えて、勝たないと思った場合どのコースの選手が勝つのかを予想するという、1コースありきの競技ということがお分かり頂けただろう。
    その圧倒的強さによって生まれるドラマもあるのだから競艇はおもしろいのである。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/17

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートセンスの無料予想(無料情報)は、2024/04/17の児島3Rで提供された買い目である。

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートセンスの無料予想(2024/04/17)

後半に準優を控える1号艇北中
今節の仕上がりは中堅程度の足色であったが、インならしっかりと持つレベルにはあったように思う。
スタートもしっかりと行けているので、先マイして逃げるのみであった(準優前でもインで人気を背負うならスタートは決める)
1着固定で良い。

焦点は2・3着争い
本来であれば2号艇小池を中心視したい所なのだが、調整を合わせられるか微妙な所であった。
昨日は回転を合わせられておらずインから惜敗。
合えば出足中心に良い部類だとは思うが、絶対的な信頼はおけないという感じである。

3号艇渡邊裕貴や、5号艇末永も絡むだけの足はあった。
特に末永はギアケースを交換してから気配が上昇しており、軽視は禁物であったと思う。

6号艇渡邉に関しては伸び寄りの足だったので、6コースという事も考慮すれば、2・3着には厳しかった。
自力で仕掛けられるレベルの足ではない(出足や回り足があれば展開も突けるだろうが)
北中から小池・渡邊裕・末永を絡めれば的中できていただろう。

予想は小池の逆転目も含めて、6号艇の渡邉入れすぎである。
もっと柔軟に予想をすれば、末永の2着は買えるので勿体なかった。



2024/04/15

ザブーンという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト競艇ザブーンの無料予想(無料情報)は、2024/04/15の津4Rで提供された買い目である。

競艇ザブーンという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇ザブーンの無料予想(2024/04/15)

1号艇には近況、インから全く逃げ切れていない鈴木が乗艇していた。
直近6ヶ月の1着率は約15%、3連対率でさえ約31%と、信頼するには程遠い数字が並んでいた。
その上、モーターの仕上がりも良くない。
逃げで買える要素はほぼなかった。

では誰を中心視するか
間違いなく3号艇水摩であろう。

今節は出足が弱いものの、行き足から伸びにかけての足が良かった。
特に伸び切ってからの足が良い。
2日目の8Rを見れば明らかで、まくり切るまではいかなかったものの、スローからでも内を呑み込んで行く雰囲気があった。
後半の12Rも同様である。

足だけではなく、選手自身もまくりタイプの選手である。
3〜6コース、全てのコースでまくり勝ちが差し勝ちよりも多い。
3コースに関して言えば、倍以上も違う(まくり勝ち5、差し勝ち2)
1マークは絶対にまくりに行くと想定できた。

そう考えれば展開も非常に分かりやすい
水摩の攻めに乗って4号艇宇佐見5号艇富永は差すだけで良かった。
「3-4-5」は真っ先に思いつく目である。

競艇ザブーンの予想は買い目を見る限り、2号艇深澤が攻めている展開を想定してるのだろう。
一つ外の水摩が攻めれば、深澤は1マーク窮屈になるので圏外になる可能性が高いからだ。

2コースから攻めるのは難しい上に、水摩がまくる気満々の気配。
全く見当外れの予想であったと断言できる。
「3-4-5」は1番人気の決着であった、と締めておきたい。