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★競艇基礎知識〜トリビア (ボートレースファン手帳から平均身長、平均体重などをデータ比較してみた。) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. ボートレースファン手帳から平均身長、平均体重などをデータ比較してみた。

    ボートレーサーのデータ

    ボートレースでは現在約1600人近くの選手がレースに出場している

    当たり前の事だが、その1600人全ての選手がそれぞれ個性を持ち、レーススタイルも十人十色である。
    全く同じレース、成績、パーソナルデータの選手などは存在するわけがない。

    個別に考えるとそのように、全ての選手にその選手なりの特徴というのがあるのだが、もっとマクロな視点でボートレーサー全体としてみるとどうだろうか。

    例えば、血液型などにボートレーサー特有の特徴があったりだとか、ボートレーサーの出身地に偏りがあったり、もっと分かりやすいのであれば、ボートレーサーの身長が世間の平均とどのくらい違うのか、とかいろいろと気になる部分がある。

    そこで、こうしたレーサーの全体像というものを、現在発行されている2021年後期のファン手帳(無料配布されている)にボートレーサーのデータが載っているので、そこから得られる情報を集計し、考察してみたいと思う。

    ボートレースファン手帳のい配信
    →ボートレースファン手帳



    ボートレーサーの血液型から

    では、よく話題になる「ボートレーサーの血液型」についてである。

    ボートレーサーになっている選手の血液型には偏りがあるのだろうか、そして血液型によって勝率は変わったりするのだろうか
    その辺りが気になる点である。

    実際の分布としては以下の通りだ。

    ボートレーサーの血液型

    血液型 人数 割合
    A型 629人 39%
    B型 322人 20%
    O型 454人 29%
    AB型 183人 11%
    以上である。

    A型が約4割に対し、AB型は約1割しかいない。
    まぁ、日本人の血液型分布を調べてみると、ほぼこの割合通りになるので、ボートレーサーにA型が多いというのに納得だ。

    ボートレーサーになるのに血液型の偏りはない、という事だろう。

    そして血液型別の勝率平均も、何か面白いデータになればよかったが、普通に4.90〜4.98ほぼ同じであった。

    どの型の人が強いとかというのもない。
    統計を取ると見えてくる事実というのも、実に「普通」である。



    ボートレーサーの平均身長は?

    ではボートレーサーの平均身長についてはどうなのだろう。
    身長が低い方がボートレーサーとしては圧倒的に有利だという事は周知のことで、身長が低い方が体重管理をしやすく、選手に向いているからだ。

    この辺りがどのように影響してくるのか、男女別に掘り下げたい

    男子ボートレーサーの身長を検証

    《男子ボートレーサーの身長について》

    身長 人数
    151cm 1人
    152cm〜157cm 41人
    158cm 30人
    159cm 52人
    160cm 63人
    161cm 73人
    162cm 79人
    163cm 96人
    164cm 122人
    165cm 143人
    166cm 116人
    167cm 126人
    168cm 108人
    169cm 96人
    170cm 83人
    171cm 55人
    172cm 40人
    173cm〜175cm 33人
    176cm 2人

    以上だが、見て分かるように現役男子ボートレーサー一番多い身長は165cmである。

    143人と男子選手の約1割がこの身長なのだが、男子ボートレーサーの平均身長だと165.2cmだ。

    これは日本人の成人男子の平均身長が170.9cmというのと比べると低いのが分かる。
    やはり昔から言われていた通り、身長が低い方がボートレーサーに向いているというのは間違ってないらしい。

    あと初めて知ったのだが、176cmの競艇選手2人もいるという事である。
    以前は170cmまでしか(172cmの時期もある)養成所に入所する事ができなかったみたいだが、ここ最近は日本人の平均身長の上昇に伴うように175cmに緩和されている。
    この辺りが要因ではないだろうか。

    ちなみに176cmの2人は、まだデビューして5年前後の若手である。

    176cmというボートレーサーとしては長身の鈴谷画像
    176cmのボートレーサー、鈴谷一平

    176cmというボートレーサーとしては長身の内山選手の画像
    176cmのボートレーサー、内山峻輔


    女子ボートレーサーの身長を検証

    《女子ボートレーサーの身長について》

    身長 人数
    141cm 1人
    142cm〜149cm 12人
    150cm 5人
    151cm 10人
    152cm 10人
    153cm 10人
    154cm 18人
    155cm 16人
    156cm 22人
    157cm 31人
    158cm 16人
    159cm 15人
    160cm 15人
    161cm 16人
    162cm 13人
    163cm〜166cm 25人
    167cm 2人

    以上だが、女子ボートレーサーの平均身長157.0cmであり、これは日本人の成人女子の平均身長(157.9cm)とほぼ同じである。

    あと、男子では一般的に考えればやや大きいくらいのレベルが最高値であったが、女子では167cmが2人もいて、明らかに一般成人としても大きい方の身長の選手がいる。
    この辺りが女子選手の身長の特徴なのではないだろうか。

    ちなみに167cmの「倉持莉々」は、競艇女子の記事でも書いている。
    167cmという長身のボートレーサー平田さやか
    167cmのボートレーサー、平田さやか
    167cmという長身のボートレーサー倉持莉々
    167cmのボートレーサー、倉持莉々


    ボートレーサーの平均体重について

    身長とリンクする部分が大きいのだが、ボートレーサーの平均体重についてはどうだろう。

    男子ボートレーサーとして一番多いのは53kgで、人数としては241人もいる。

    次に54kgの218人、52kgの192人と、男子ボートレーサーは最低体重52kg近辺の選手が基本的には多いようだ。
    ちなみにだが最高は65kgでは「村田友也」ただ一人であった。
    身長は168cmなので、どれだけ太ってるんだろうって感じである(ボートレーサーとしては)。…まぁ、身長は変わらないが体重は減量すればすぐに変わるので、今日現在も65kgあるかは分からないが。
    65kgのボートレーサー村田友也
    65kgのボートレーサー村田友也


    女子ボートレーサーの最低体重が47kgなのだが、それをオーバーする選手は全体の35%だけというのが非常におもしろい。
    ほとんどの選手が最低体重に届いてないので、重り(オレンジベスト)をつけるか、太らなくてはいけないのだ。

    ちなみに分布としては、女子ボートレーサーの一番多いのは49kgの37人、次に47kgの35人46kgの32人となっている。

    64kgのヘビー級の選手が1人だけいるのだが、こちらは三松直美(B1)である。
    三松直美の体重があまりにも重すぎるので調べてみると、三松はどうやら病気で、これ以上減量をすると体調を崩すようだ。
    やはりボートレーサーと体重というのには深い関係があるのだと改めて思った。
    64kgのヘビー級のボートレーサー三松直美
    女子ベビー級ボートレーサー三松直美

    前述のように、こちらで紹介したのは基本的に登録時での体重なので、レース前などになると大幅に変化するため、参考程度に思っておいた方がいいかもしれない。



    ボートレーサーの出身地で多いのは?

    最後にボートレーサーの出身地だが、これはボートレース場の数が多いほど選手の数も増えそうである。

    逆に言うと、レース場がない都道府県では皆無と言っていいくらいなのではないだろうか?
    紹介していきたい。

    ボートレーサーの出身地を検証

    《ボートレーサーの出身地一覧》

    出身地 人数
    北海道 6人
    青森 1人
    岩手 2人
    宮城 4人
    秋田 1人
    山形 1人
    福島 8人
    茨城 10人
    栃木 12人
    群馬 56人
    埼玉 79人
    千葉 31人
    東京 92人
    神奈川 38人
    山梨 3人
    長野 2人
    岐阜 6人
    静岡 82人
    愛知 133人
    三重 48人
    新潟 3人
    富山 6人
    石川 20人
    福井 24人
    滋賀 20人
    京都 23人
    大阪 155人
    兵庫 58人
    奈良 4人
    和歌山 2人
    鳥取 1人
    島根 4人
    岡山 93人
    広島 77人
    山口 77人
    徳島 44人
    香川 38人
    愛媛 22人
    高知 7人
    福岡 187人
    佐賀 59人
    長崎 57人
    熊本 16人
    大分 4人
    宮崎 9人
    鹿児島 5人
    沖縄 8人

    ボートレーサーの出身地をまとめると以上だが、まずダントツに多いのが福岡県である。

    福岡・若松・芦屋と、ボートレース場が3場あるのがかなり影響しているだろうが、それにしても多い。
    東京や愛知、大阪などの人口が多い所はきっちりとそれに比例して選手も多いのだが、やはりボートレース場のない北海道などは人口比で考えると少ない(まぁそれでも6人もいた)

    あと意外に多いのが岡山である。
    競艇王国」と言われていた時代もあったみたいだが、その名の通り93人と、その数は東京をも上回っている。
    これには正直驚いた。

    レース場のない県には選手がいないのでは、という予想通り選手数が1人という所が4つもあり、逆に言えば全ての都道府県に1人は選手がいるってことだ。
    青森・秋田・山形・鳥取の4県だが、これは毎年4月に行われているボートレース甲子園にそれぞれの県唯一の選手が出場しているため、その事実は認知されてきている。
    そういう意味では、レース場未開の地から選手になった事に意味が出てくるのかもしれない。

    全体的な事で言うと、多い都道府県にはたくさん選手がいるが、逆に選手数が少ないところもかなり多い。
    47都道府県の内21県が、一桁の人数しか選手がいないというのも改めて知った。

    意外と調べてみると面白いボートレーサーの全体像
    10年後にはこの分布に変化が起きているのか、継続して注視しておきたい。


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/17

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートセンスの無料予想(無料情報)は、2024/04/17の児島3Rで提供された買い目である。

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートセンスの無料予想(2024/04/17)

後半に準優を控える1号艇北中
今節の仕上がりは中堅程度の足色であったが、インならしっかりと持つレベルにはあったように思う。
スタートもしっかりと行けているので、先マイして逃げるのみであった(準優前でもインで人気を背負うならスタートは決める)
1着固定で良い。

焦点は2・3着争い
本来であれば2号艇小池を中心視したい所なのだが、調整を合わせられるか微妙な所であった。
昨日は回転を合わせられておらずインから惜敗。
合えば出足中心に良い部類だとは思うが、絶対的な信頼はおけないという感じである。

3号艇渡邊裕貴や、5号艇末永も絡むだけの足はあった。
特に末永はギアケースを交換してから気配が上昇しており、軽視は禁物であったと思う。

6号艇渡邉に関しては伸び寄りの足だったので、6コースという事も考慮すれば、2・3着には厳しかった。
自力で仕掛けられるレベルの足ではない(出足や回り足があれば展開も突けるだろうが)
北中から小池・渡邊裕・末永を絡めれば的中できていただろう。

予想は小池の逆転目も含めて、6号艇の渡邉入れすぎである。
もっと柔軟に予想をすれば、末永の2着は買えるので勿体なかった。



2024/04/15

ザブーンという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト競艇ザブーンの無料予想(無料情報)は、2024/04/15の津4Rで提供された買い目である。

競艇ザブーンという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇ザブーンの無料予想(2024/04/15)

1号艇には近況、インから全く逃げ切れていない鈴木が乗艇していた。
直近6ヶ月の1着率は約15%、3連対率でさえ約31%と、信頼するには程遠い数字が並んでいた。
その上、モーターの仕上がりも良くない。
逃げで買える要素はほぼなかった。

では誰を中心視するか
間違いなく3号艇水摩であろう。

今節は出足が弱いものの、行き足から伸びにかけての足が良かった。
特に伸び切ってからの足が良い。
2日目の8Rを見れば明らかで、まくり切るまではいかなかったものの、スローからでも内を呑み込んで行く雰囲気があった。
後半の12Rも同様である。

足だけではなく、選手自身もまくりタイプの選手である。
3〜6コース、全てのコースでまくり勝ちが差し勝ちよりも多い。
3コースに関して言えば、倍以上も違う(まくり勝ち5、差し勝ち2)
1マークは絶対にまくりに行くと想定できた。

そう考えれば展開も非常に分かりやすい
水摩の攻めに乗って4号艇宇佐見5号艇富永は差すだけで良かった。
「3-4-5」は真っ先に思いつく目である。

競艇ザブーンの予想は買い目を見る限り、2号艇深澤が攻めている展開を想定してるのだろう。
一つ外の水摩が攻めれば、深澤は1マーク窮屈になるので圏外になる可能性が高いからだ。

2コースから攻めるのは難しい上に、水摩がまくる気満々の気配。
全く見当外れの予想であったと断言できる。
「3-4-5」は1番人気の決着であった、と締めておきたい。