最終更新日:2023年12月11日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,071

競艇の楽しみ方〜競艇選手編 (アウト屋澤大介の、最後のレース?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. アウト屋澤大介の、最後のレース?

    競艇、ボートレースは内コースが人気

    競艇、ボートレースはその競技の性質上内のコースが圧倒的に強い競技だということは「競艇の1コースの勝率」でもデータを元に解説したことがある。

    その特性があまりにも大きいので、選手達は誰もが内のコースに入ろうとするのが「普通」だ。

    イン屋と言われるような、内のコース専門で走るレーサーはけっこういるし、イン屋でなくてもここぞという場面では、進入争いから動いて内枠を取りに行こうとする選手は非常に多い。
    よほどの理由がない限りは、アウトからスタートするのは勝率が下がるので嫌なものである。


    アウト屋といえば、この3人

    ただそんな選手心理に反するかのようにアウト専門(6コース専門)でレースをする「アウト屋」と呼ばれる選手達が存在する。

    それは以前に「競艇界のアウト屋たち」でも紹介したことのある、小川晃司阿波勝哉澤大介の3名の選手である。

    これだけインコースが強くなった現在のボート界において、自ら勝率の低いコースを取りにいく彼らの存在はとても貴重で、1号艇でもコース取りしないで6コースに出るというのはかなり勿体ないことで、理由は分かるがなかなか心情を理解するのが難しい。

    そんなボート界の稀有な存在であるアウト屋だが、どうやら異変が起きているようなのだ。

    というのも、これまで「アウト屋」一筋だった3人の一人「澤大介」がアウト屋を引退するというというのである。
    競艇ボートレースのアウト屋、澤大介がアウト屋をやめる?
     


    突如出た、澤大介のアウト屋引退発表

    あれだけアウト専門職でやってきた澤大介が、突然「アウト屋を引退する」と、本人の口から発表があった。

    その発表はYouTubeの坂口周チャンネル動画内で行われた

    坂口は澤と同じ三重支部の後輩であり、動画見ると日頃から親交があるようだ。
    そんな事もあって、このチャンネル内の動画で発表されたのだ。

    YouTubeの坂口周チャンネルにて澤大介のアウト屋引退発表が!
    YouTubeで澤大介のアウト屋引退発表


    とにかくその動画を一回見てみて欲しい

    序盤「なぜアウト専門やるの?」という坂口の質問に対して、澤が持論を話すのだが、3分過ぎたあたりから本題が始まる

    澤によると、やはり大外一本でレースをするのが厳しくなってきた事アウト屋引退の最大の要因ということだ。

    持ちペラ制の廃止(2012年4月まで)によって、自分好みの大外用ペラを使えなくなったというのも大きかったらしい。

    確かにここまでインコースが強くなってしまっては、大外一本で結果を残していくのは大変であろう。
    実際ここ最近の澤の勝率4点台前半で、B1級でも中間~下のレベルという位置で、かなり厳しくはなってきていた。

    そんな中で決断を下したわけだが、本人的にも相当悩んだんだろう。
    動画の感じを見ていてもそれが伝わってくる。

    これから自分がどのようなレーススタイルになりたいかという前向きな話もしていて、個人的にはそこが一番気になる所ではあった。
    アウト屋からイン屋への転向、みたいな話題のシーンは良かったし、実際にそうなれば相当おもしろいのではないかと思う。

    動画が配信された段階で、アウト屋として走るのはフライング休み前の平和島が最後だと話していた。
    偶然にもそのレースのタイトルが「ダッシュ島グランプリ」というのも(引退するわけではないがなんだか寂しい感じもする)アウト屋澤が最後に走るレースとしてふさわしいと思った。

    ちなみにであるが、この動画の再生回数は1月29日現在で 9万2500回再生を超え、その他の坂口周チャンネルの動画よりも圧倒的に多い
    やはりみな澤の事を注目していたという事だろう。



    澤大介が「アウト屋引退」と断言するワケ

    以前は「アウト屋やめるなら引退する」とまで言っていた澤だったが、実際は競艇を去って引退するわけではない
    今回のYouTube動画は、本人の決意表明であり、ファンに対してのメッセージだと思う

    ファンは6コースに絶対入ると思って予想を組み立てているので、いきなり枠を主張し始めると裏切った感になると思ったからじゃないだろうか。
    (個人的には奇襲的に進入変えてもいいとは思うが、今のファンは進入変わるとすごく怒るのでそこを考慮したのかと)

    澤としても断言する事によって、一つの区切りとしたかったのかもしれない。



    澤大介のアウト屋最後のレース

    2021年1月26日に行われた平和島第11Rがアウト屋澤としての最後のレースとなった。

    この平和島の節間、初日1走目を除いて(チルト2度)オールチルト3度で出走をしていた澤は予選5走中3連対3本の好成績を収め、最終日も選抜戦に選出されていた。

    6号艇で出走しここもチルト3度にしていたのでスタート後は伸びていったのだが、1マークまでにまくり切れず5着に敗れてしまった。

    それでもコンマ05の早いスタートを切っていたし、内を締めていく辺りは澤の真骨頂を見た気がした。

    インはコンマ01のトップスタートだった。
    もし、内枠勢がもっとスタート遅ければ、最後を有終の美で飾る事も出来たであろうと思うとちょっと残念ではあったかな。

    レースの様子はリンク貼っておくので、ぜひ見て欲しい

    澤大介のアウト屋最後のレース
    澤大介のアウト屋最後のレース



    澤の次走はフライング休みが明けた3月2日からの宮島一般戦である

    これが→宮島一般戦出場メンバーとなる。

    アウト屋を引退した澤がどういった走りを見せるだろうか。
    そのコース取りから注目して見たい。楽しみである。


無料予想のある、優良競艇予想サイト

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/11/27

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

以下、2023/11/27に提供された競艇トライブの無料予想の検証結果である。

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇トライブの無料予想(2023/11/27)

競艇トライブの無料予想(無料情報)だが、今回検証する11月27日の平和島5Rは、1号艇にA級選手を配置するシード番組である。
このレースの1号艇は佐々木完太であった。

佐々木の引いた18号機は、機勝率こそないものの前検の動きは悪くなかった
伸び・出足ともに足負けはなかったというわけだ。

インの1着率も高い選手であり、センターに無理に攻めてくるような艇も見当たらなかったので、ここは逃げ信頼で良かったと思う。
1着で堅い。

相手だが、まず挙がるのが地元の3号艇三品だろう。
開催初日はスタートや調整を考えれば、地元選手が圧倒的に有利である。
足はそこまでだが走り慣れた水面のアドバンテージは大きく、3コースから1マーク自在に回れば2・3着は高い確率で確保でできたと思う。

三品の引き波をもらう2号艇栗原は買えないが、展開としては4号艇大谷5号艇赤井にもチャンスがあったのではないか。
一方、勝率高めの6号艇河合は6コースではまず連対しない。
3着までといった感じであった。
佐々木から三品を中心に考えれば良かったレースである。

三品が予想に組み込まれてないのは相当厳しいと思う。
開催初日である事を考えれば、絶対切れない選手だった。



2023/11/29

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートシーズン24の無料予想(2023/11/29)

ボートシーズン24の無料予想(無料情報)だが、今回検証するのは11/29の平和島5Rで提供されたボートシーズン24の買い目。

お馴染み平和島の企画レースであるが、このレースはモーターの差がはっきりあったように思う。
詳しく見ていきたい。

まず1号艇水摩。 出足・伸びと可もなく不可もなくといった感じではあったが、昨日9Rのまくりはターン後の舟の返りが特に良く、力強さがあった。
1コースであれば、スタートさえ決めれば全速で回れるので、ここはイン逃げで堅かったと思う。

次に2号艇米丸
初日から着順が取れているように足は良い。
特に出足が良いので、手堅く差せばここも2・3着で舟券に絡む可能性は高いので、連軸といった感じか。

5号艇宮迫の雰囲気もかなり良い。
16号機以前のエースモーターで底力はある。
このメンバーの中では出足・伸びともに分があった。

5コースなのでまくり切りまでは厳しいが、スタート次第では1マーク攻める事も想定できたので、その外の6号艇大谷にもチャンスは生まれる可能性はあった。
大谷も出足中心に展開突ける足は十分にある。

その一方で3号艇中澤4号艇酒井の足はかなり弱い。
どちらも全ての足が劣勢で、ターンの感じも重かった。
この2選手はさすがに買えない

その中澤を予想に絡めているのが致命傷である。
大外だが、このレースに関しては大谷にもチャンスがあった。
もちろん足的にも。
前日までのレースを見ていれば、モーター差がはっきりあったレースであったと思う。