第68回
競艇ボートレースの旬な話

消えた、ボートレーサー養成所の体罰事件

  1. 競艇ボートレースの訓練生が教官から体罰

    厳しいボートレーサー養成所

    ボートレーサーになるためには絶対に避けては通れない道がある。それは「ボートレーサー養成所」だ。

    競艇女子でも人気の「西岡成美の訓練生時代の挨拶」を見ても分かるように、現在は福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所は、入学するのも難関で、入った後もわずか1年の間でも途中何人も逃げ出すほどに指導が厳しい事で有名だ。

    軍隊のように規律を重んじたり、集団行動も徹底して行うそうで、少しでもミスをすれば罰がある



    不合格となった元訓練生が、暴行を訴えた。

    しかしそんな「罰」がいきすぎたようで、養成所の指導法が問題になったのだ。
    元訓練生の男性が教官から暴力を振るわれたとして、傷害容疑で告訴したのである。

    競艇ボートレースの訓練生が教官から体罰を受けた記事を発見
     

    男性によれば養成所を退所するまでの間、教官から繰り返し体罰を受けていたのだという。平手打ちされ奥歯が折れる事もあり、正座を6〜7時間強要されたりしたようなのだ。

    この男性からの訴えがあり日本モーターボート競走会は調査を行った所、長時間の正座をさせたなどの「行きすぎた指導」があった事は認めたが、暴力行為に関しては一切否定しているらしいのだ。

    このような流れから、福岡地検柳川支部は「起訴するに足りる証拠がなかった」として不起訴としたのだ。

    すると男性はその決定は不当であるとして検察審査会に審査を申し立てた、というのが2020年12月だった。



    暴力行為はあったのだろうか?

    では男性が訴えている通りに、教官からの暴力はあったのだろうか?
    あくまで男性が主張しているだけなのでなんの確証もないので、何とも言えないが、皆さんはどう思いますか?

    というのも、この養成所は古くからこういった指導が行われるのは暗黙の了解のようなところがあり、競艇漫画の「モンキーターン」でもそのようなシーンがあったと思う。

    現在のベテランの選手なども養成所の思い出話としてそんな事をけっこう話している。
    しかしわずか1年間でド素人をプロのボートレーサーにしなければいけないというのは相当大変なことで、生半可な指導方法では達成できないと考えるのも間違ってはいないと、個人的には思う。

    ただ、ボートレースの養成所は一般の社会とは違うのだという思いもあるのかもしれない。
    そのような時代遅れの考えや、根性論的なものに頼りすぎた考えが、今回の事件の根底にあるのは間違いないだろう。

    昔の体罰」や指導法が今では「暴力」と言われる時代なので、この事件のどこまでが許される範疇なのかは分からないが、どちらにせよ暴力行為があった事はあったのではないだろうか。

    体罰が無かった」という教官の主張を認めるのなら、この被害届を出した25歳の男は妄想癖や、自傷癖でもあったというのか?

    もしそうであるなら、そんな人間が入学するのも難関な養成所に「受かった」ということ自体問題だろう。
    一切無いと考える方が難しいのではないだろうか。

    もしそのような行為が行われていたとしたら、当の教官たちには反省してもらいたいと思う。



  2. ボートレーサー養成所の暴行事件の記事が消えた

    ボートレーサー養成所の暴行事件の記事が見つからない

    今回これだけ大きい問題となったニュースなのに、全く大手の新聞社やテレビ公式ページにもその情報が載っていない状況の方がむしろ問題なのではないかと思っている。

    私がこのニュースを知った時に検索しても、「西日本新聞」や「東京新聞」というローカル紙しか扱っていないのだ。

    今年初めの「八百長レーサー西川」の時もそうだったが、どうも業界のイメージダウンにつながる事は積極的には発信しないようにしているとしか思えない。
    しかもその動きが徹底していて怖いくらいだ


    ボートレーサー養成所の暴行事件の記事を読んだ時にキャプチャ画像を撮ったから良かったものの、今ではこの事件の記事を探しても、見つからない

    全ての記事が、片っ端から削除されているのだ。

    今残っているものといえば、googleにインデックスされたキャッシュだけで、そこからも事件の概要を把握できるが、詳細までは分からない。

    競艇ボートレースの訓練生が教官から体罰を受けた記事のキャッシュ
     

    ニュースサイトの中にもキャッシュが残っているものもあるが、「記事全文を読む」のボタンを押し記事ページにいくと、削除されていて無い。

    ボートレーサー養成所の暴行事件の記事、西日本新聞の場合
     

    ボートレーサー養成所の暴行事件の記事、Yahooニュースの場合
     

    ボートレーサー養成所の暴行事件の記事、gooニュースの場合
     

    どれもニュースを扱うサイトだ。
    それらがどこもかしこもこの記事だけは一斉に削除した



    本当の真実は何なのか?本当に教官3人は無実なのか?

    裁判では不起訴になった
    これが現段階の裁判官が下した判決だ。

    本当に養成所の教官3人が無実であるならば、養成所の潔白の証明をする為にも、続報記事を載せるべきではないだろうか。

    「報道の自由」とされた民主主義国家なのに、どのニュースサイトも「裁判で不起訴になった」途端に、

    「なかったこと」にしてしまった。


    検察審査会に審査を申し立てた結果はどうなるんだろう。
    何とも不気味なニュースである。


優良競艇予想サイトを探すなら、競艇予想サイト検証.COM

競艇予想サイトを検索

検索
競艇予想サイトを検索!

無料予想のある、優良競艇予想サイト

優良競艇予想サイトを探すなら、
競艇予想サイト検証.COM

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

リバースボートという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

リバースボートの無料予想(無料情報)無料予想の長期検証も終わった。
結果回収率56%で、ー13万 3150円のマイナス収支。

リバースボートの長期検証を終えた3日後、検証するのは9/12の常滑11R

リバースボートという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ リバースボートの無料予想(2023/09/12)

準優勝戦は基本的に1号艇が逃げやすくなる。

これは予選を上位通過した選手から内枠を与えられるのが大きい。
予選での成績が良い」という事は、当然モーターが仕上がっている事が多いので、インから逃げる確率が上がるというわけだ。

このレースの1号艇前田も仕上がりは非常に良かった。
行き足から伸びが良いだけではなく、出足も中堅以上の手応えがあり、余程の事が限りは逃げで大丈夫であった。
1着固定で問題ない。

その相手だが、枠番や実力を考えれば2号艇平野や3号艇星野を推したくなるだろうが、足的には4号艇藤本が抜けて良かった。
スリット後の足が良いだけでなく、回ってから押し感もかなり強めに見えた。
内を2番差しすれば、2・3着は堅いのではないかと予想する事ができたと思う。

一方で、平野の足は正直弱かった。
初日の第2レースを見ればすぐ分かるだろう。
1マークは差し展開が向いたにもかかわらず、ターンマークを大きく外して全く内をつけなかった。
その上、道中での競りもかなり分が悪そうだった(結果的には3着は取れたが)
これではいくら2コースでも信頼できない。

リバースボートの予想は、モーター比較を行っていないように思える。
藤本の足を見れば2着で絶対に予想しなければいけないのに、それができていないからだ。

何も考えずに内から予想しているだけといった感じだ。
当たり前だが、レースリプレイをしっかりと見ておくべきである。



女子競艇ボートレーサー名鑑

  • 登録番号:5056
    出身 : 徳島県
    支部 : 徳島
    級別 : A2級
    T157/45kg/B型
  • 登録番号:5155
    出身 : 福岡県
    支部 : 福岡
    級別 : B1級
    T165/45kg/A型
  • 登録番号:4964
    出身 : 岡山県
    支部 : 岡山
    級別 : A2級
    T162/47kg/A型
  • 登録番号:4758
    出身 : 東京都
    支部 : 東京
    級別 : B2級
    T163/52kg/B型

トップへ