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競艇ボートレースの旬な話 (モーターボート競走会の厳しい罰則と、重成一人の続報) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. モーターボート競走会の厳しい罰則

    暴行A1レーサー重成一人の続報

    暴行でA1ボートレーサー重成一人が逮捕」という競艇コラムでも書いたが、2020年3月22日、ボートレース界ではSGボートレースクラシック真っ最中という時期に、妻の背中を一発殴ったとして、暴行容疑で現行犯逮捕された香川支部所属の「重成一人」の続報が入ってきた。


    不起訴処分となった重成一人

    現行犯逮捕された後、容疑を素直に認めている事や、反省の様子があるとの事から不起訴処分となったのである。

    そうなるのではないだろうかと、以前にもコラムで書いたが、まぁこんなもんだろう、といった予想通りの展開となった。



    重成一人が「スッキリ」で夫婦喧嘩について語ってた

    まあ今回の騒動は詳しくは分からないが、重成一人と2歳下の妻の間で夫婦喧嘩は日常茶飯事で、重成自体も結構物にあたるなど、バイオレンスな部分があったようだ。
    それが今回は行き過ぎて、背中一発までいったという事なんだろうな。

    昔、テレビ番組の『スッキリ』で「銀座で夫婦の実態調査!」というコーナーで、重成夫婦が街頭インタビューを受けていたことがある。

    この時、インタビュアーも番組の編集者も「重成一人」がボートレーサーだと分かっていなかったようで「自営業」と紹介されている。
    その街頭インタビューでも、重成一人はまさか後にこんな暴行事件で逮捕されるなどと思ってもいなかったようで、喧嘩エピソードを得意気に語っていた

    この時インタビューで重成一人の妻が、重成一人が暴れた時にはいつも冷静に「離婚した時に証拠になるように写真を撮っている」と言ってたが、今回も写真は撮ってたのだろうか?

    常習的に暴力を振るってて、写真まで撮られてたとなると、この該当インタビューのような余裕は重成一人になさそうだ。
    暴行でA1ボートレーサー重成一人が逮捕された地上波テレビ番組『スッキリ』にインタビュー出演
     


  2. モーターボート競走会が下す重成一人への処分

    法的には「不起訴」となったわけだが、驚くのはその後のモーターボート競走会から下された処分内容である。


    重成一人にモーターボート競走会が下した重い処分

    モーターボート競走会は2020年6月5日に褒賞懲戒審議会を開き、重成一人を6月6日から15カ月の出場停止処分とする事に決めたのである。

    15カ月の出場停止処分。


    当初の個人的な予想では、半年〜1年くらいの出場停止処分にはなるかもしれないと思っていたが、「夫婦喧嘩」でここまでの処分は相当重いのではないかと思った。



    モーターボート競走会の厳しすぎる処罰

    重成一人に重い罰則が下され、1年以上も無職の状態になるとは。

    レーサーとしては優秀な選手で、そんな選手を1年以上も外野に追いやり、レース勘という意味でも実質的に1年半もの間実戦から離れてしまう事になるというのも、厳しすぎるのではないだろうか。

    果たして、重成はそれほど悪い事をしたのだろうか?

    社会的な責任や、そもそも暴行は夫婦であっても犯罪であるのは分かってはいるのだが、ある意味では夫婦喧嘩の延長上の事じゃないだろうか。

    今回法的には「不起訴」になっているんだし、別に奥さんが病院に運ばれたわけでもなく、奥さんが許しているのであれば、そこまで責められるような事ではないと、個人的には思ってしまう。


    「西川昌希八百長事件」から厳しくなった。

    いくらなんでもこの処分はどう考えても重すぎる
    何かしらの忖度で、このような状況になっている感が強く、気持ちが悪い。

    間違いなく「西川昌希八百長事件」がこの重い処分の背景にあるのは明らかだ。

    1月に起きた「西川昌希八百長事件」のせいでボートレースのイメージが悪くなった結果、ボートレースのイメージを上げるために、社会的責任として厳しく対処していますとアピールしてるとしか思えない。
    (また他のレーサーへの見せしめ効果もあるだろう)

    そんなのでいいのか?モーターボート競走会。
    重成一人のした事を全くフォローする気もないが、「西川昌希」の件とは全く違うし、たかが「夫婦喧嘩」でこの処罰は、ちょっと度が過ぎてる気がする。

    重成一人はかなり稼ぎがあると思うが、奥さんが通報したことで結果的に、しばらくは収入が無くなり、奥さんにも子供にも、家族全体に被害が出てしまったことだろう。
    何とも皮肉な感じだ。



  3. 実は他にも厳しい処分がいる。

    他にもいる、モーターボート競走会の厳しい処分

    重成一人同様に、明らかに厳しすぎる処分を受けている選手が何人かいる

    藤原菜希もその一人である。

    2020年2月20日の尼崎女子戦4日目9Rで1着を走っていたのだが、その後ろを1周回遅れで走っていた選手タイムオーバー(1着がゴールしてから30秒以内にゴールしなければならない)にならないように3周2マーク手前から故意に速度を落とすというレースをしてしまったのである。

    これがモーターボート競走会には騒擾等を誘発するレースと判断され即日帰郷となった

    そして、そのレースの処分が12ヶ月の出場停止と決定されたのである
    競艇ボートレースの藤原菜希、減速でモーターボート競走会からの厳しい処分
    藤原菜希、減速で12ヶ月間出場停止(動画)

    実際、故意に速度を落とすのはルール違反だが、藤原菜希のは八百長ではなく先輩のことを思っての行動なので「西川昌希八百長事件」とは全くの別物なのは明白だ。

    まぁ「西川昌希八百長事件」で減速したことが結果、八百長だったので「藤原菜希の減速」も即日帰郷などの罰則はあって当然かもしれない。

    だが実際に着順は変わっていないのだから「12ヶ月の出場停止」は処分として重すぎやしないか??


    「西川昌希八百長事件」が無ければ…

    素人目に見れば八百長と絡めたくのもわかるが、着順変わって無いのだから、どう考えたってそうじゃないでしょ、このケースは。

    個人的には3ヶ月〜半年の出場停止処分十分だと思うし、これも「西川昌希八百長事件」が無かったら、こんなに処分が重くなっていなかったのでは?と、思えば藤原がちょっと不憫に思えてくる。

    そこのところをモーターボート競走会も考えて欲しい。
    あまりにガチガチに縛ってるのを知ってると、見てる側もなんだか窮屈に思えて冷める。

    以上、モーターボート競走会の厳しい処分と、
    重成の一発KO事件続報でした。


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2023/11/27

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以下、2023/11/27に提供された競艇トライブの無料予想の検証結果である。

競艇トライブという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇トライブの無料予想(2023/11/27)

競艇トライブの無料予想(無料情報)だが、今回検証する11月27日の平和島5Rは、1号艇にA級選手を配置するシード番組である。
このレースの1号艇は佐々木完太であった。

佐々木の引いた18号機は、機勝率こそないものの前検の動きは悪くなかった
伸び・出足ともに足負けはなかったというわけだ。

インの1着率も高い選手であり、センターに無理に攻めてくるような艇も見当たらなかったので、ここは逃げ信頼で良かったと思う。
1着で堅い。

相手だが、まず挙がるのが地元の3号艇三品だろう。
開催初日はスタートや調整を考えれば、地元選手が圧倒的に有利である。
足はそこまでだが走り慣れた水面のアドバンテージは大きく、3コースから1マーク自在に回れば2・3着は高い確率で確保でできたと思う。

三品の引き波をもらう2号艇栗原は買えないが、展開としては4号艇大谷5号艇赤井にもチャンスがあったのではないか。
一方、勝率高めの6号艇河合は6コースではまず連対しない。
3着までといった感じであった。
佐々木から三品を中心に考えれば良かったレースである。

三品が予想に組み込まれてないのは相当厳しいと思う。
開催初日である事を考えれば、絶対切れない選手だった。



2023/11/29

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ボートシーズン24という競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートシーズン24の無料予想(2023/11/29)

ボートシーズン24の無料予想(無料情報)だが、今回検証するのは11/29の平和島5Rで提供されたボートシーズン24の買い目。

お馴染み平和島の企画レースであるが、このレースはモーターの差がはっきりあったように思う。
詳しく見ていきたい。

まず1号艇水摩。 出足・伸びと可もなく不可もなくといった感じではあったが、昨日9Rのまくりはターン後の舟の返りが特に良く、力強さがあった。
1コースであれば、スタートさえ決めれば全速で回れるので、ここはイン逃げで堅かったと思う。

次に2号艇米丸
初日から着順が取れているように足は良い。
特に出足が良いので、手堅く差せばここも2・3着で舟券に絡む可能性は高いので、連軸といった感じか。

5号艇宮迫の雰囲気もかなり良い。
16号機以前のエースモーターで底力はある。
このメンバーの中では出足・伸びともに分があった。

5コースなのでまくり切りまでは厳しいが、スタート次第では1マーク攻める事も想定できたので、その外の6号艇大谷にもチャンスは生まれる可能性はあった。
大谷も出足中心に展開突ける足は十分にある。

その一方で3号艇中澤4号艇酒井の足はかなり弱い。
どちらも全ての足が劣勢で、ターンの感じも重かった。
この2選手はさすがに買えない

その中澤を予想に絡めているのが致命傷である。
大外だが、このレースに関しては大谷にもチャンスがあった。
もちろん足的にも。
前日までのレースを見ていれば、モーター差がはっきりあったレースであったと思う。