第39回
★競艇基礎知識〜トリビア

競艇ボートレースの「支部練習」でどんな練習をするか?

  1. 競艇・ボートレースの「支部練習」

    競艇・ボートレースは選手養成所に入るまで全員素人

    競艇・ボートレースが他のスポーツと決定的に違うところは、他のスポーツはプロになる前から練習を積み重ね、プロのレベルに達している者だけがプロになれるのに対し、ボートレースは、今SGで優勝するようになってるA1選手全員、その昔選手養成所に入学する前の段階では、ほとんどの者がボートに乗った事すらない完全に素人」だという所である。

    全くの素人から1年間でプロに育てなければならず、その訓練の厳しさは言うまでもない。


    支部ごとに練習する「支部練習」

    養成所での訓練を終え、プロになったとしても、決してターン技術などが完璧な選手などおらず、日々の練習は欠かすことのできないものだ。

    それはデビュー間もない若手だけに限らず、ある程度の歴がある選手も腕を磨かなくては生き残っていけない世界だ。

    魔の8項」については以前の競艇コラムでも書いたように、成績が悪ければ引退勧告もあるからだ。

    陸上でも中古のボートなどを固定し、体感練習などを行ったりするが、やはり実際ターンの練習などは水面に出て行わなければ向上しないので、その練習を支部ごとにまとまって行っている。

    それを支部練習という。



  2. 競艇・ボートレースの練習実施のシステムについて

    競艇ボートレース選手は、どのようにしていつ練習をするか?

    競艇選手がターンの練習をしようとしたら、水面に出て実際に練習しなくてはならないので、その地元の水面を使うのだが、いきなり使わせてくれと言って使えるようなものではない。

    事前に選手会支部がモーターボート競走会、施工者、施設会社の使用許可を得て行っている

    その支部練習をするタイミングだが、これは多くの場ではレース前検日の前検作業に入る前の2〜3時間でやっているようだ。

    非開催日であれば練習可能な場もあるが、非開催日というのは、ボートレースに携わる人にとっては基本的にはオフのような日なので、休日出勤のような形となる。

    なので、休日出勤するというのも大変であるので、前検日の限られた時間に練習を行う事になっているらしい。

    これだけ限られた時間しか練習できないという事が意外だし、それでどうやってあれだけのターンが身に付くんだ?と思ってしまう。


    支部練習は誰でもいつでも参加できない。

    支部練習は希望すれば全員が参加できるわけではない。

    定員があるので、先着順などになる事もある。
    そう考えると、選手数が多い福岡や東京などでは、けっこう練習参加希望の争いが起きているのかもしれない。



  3. 競艇・ボートレースの練習で何ができるのか?

    どのような練習が行われているのか?

    わずか2〜3時間しかできない支部練習だが、どのような練習が行われているのだろうか。

    基本的には1艇ずつ水面に出ていき、引き波が残るのを避けるために、多くても2艇しか水面でターン練習をしないそうだ。それを3、4周して交代するといった感じでローテーションしていく。

    他には5〜6艇で模擬レースなどをしたり、複数艇での交差旋回の練習などをしたりする。

    タイミング見て単独旋回をずっとしている選手もいれば、実際のレース開催中の試運転ではしないような、スピードをあまり減速せずにするような全速ターンなどをひたすら練習する選手も多いらしい。
    競艇ボートレーサーの茅原悠紀選手のターンがかっこいい
     

    それぞれが何か課題をもって練習に取り組んでいるようだ。


    若手中心ではあるので、いろんな事を試したいのだろう。
    だいたい平均で言うと1時間あたりに15周くらい練習ができるそうだ。



  4. 支部練習からみる若手の状況

    限られた時間で伸ばせるのが才能か。

    支部練習から見えてくるのは、選手がターンの練習をする機会は限られているという事である。

    実際、1回の支部練習でも多くて30周くらい練習できるのが限界なんじゃないだろうか。
    練習できる機会は、他の競技に比べてかなり少ないと思う。

    なので、若手選手がターン技術を向上させようと思えば、とにかく実戦あるのみでレースに出走するしかないのだ。
    開催中のレースに参加していれば、レースで3周するだけではなく、試運転などでとにかく練習をすることが出来るからだ。


    ほとんどがA1級のような月に3節も斡旋がある選手ではなく、大抵は1〜2節しか入らないようなB級選手なので、その機会すら少ないのが現状だ。

    その上フライングなどをして、レースに出走できなくなったりしたら、余計に練習する時間が減ってしまう。(フライング期間中も支部練習はできる)

    そう考えてみると、フライングに対して恐怖心が少なからず出てくるだろうし、ファン目線からすれば、そういった選手は競艇予想をする上で切りやすくなるのかもしれないが、当の選手からしてみれば死活問題だ。
    もっと、気軽に練習できるような環境を与えられないものなのだろうか。…と、勝手に思ってしまう。


    支部練習は参加選手同士でアドバイスを送ったりするので選手にとって、支部同士の連帯感も生まれたりする。
    ホームプールへの愛着も湧いたりと、凄く良い側面が多い。

    私達ファンも、前検日の数時間前から水面の近くに行ってみると、一生懸命練習している選手の熱意を感じる事ができるかもしれない。
    興味が湧いたら最寄りの競艇場に行ってみてはどうだろうか。


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今回の無料予想の検証で、1号艇には上條暢嵩だった。
ここ6ヶ月の1コース1着率は約79.3%、3連対率は100%と、そのイン戦の信頼度は相当高い
足的には戦えるレベルといった感じで、強めというわけではないが、これだけの実績を残しているので逆らうのは正直厳しい。
よって、上條のイン逃げで予想的には良かったと思う。

では2着に関してはどうか。
この予想にもある通り、2号艇百武5号艇森永共に気配的には好気配で、2着に据える気持ちもある程度は分かるのだが、果たしてそこに実力や近況に関しての情報は加味されているのだろうか?
その視点がなかったように思う。
端的に言うと、もし3号艇出畑が出走表でA1級表記であったとしたら、同じ予想を出すだろうかという事だ。

ボートレースでは、4月末で今年の7月からの級別を決める審査が終了している。
その7月からの級別で、出畑はA1級へと復帰するのだ(以前はSGにも出場するような強豪であった)。
しかし、その表記は7月から切り替わるので見落としがちになる。

現在の表記上出畑B1級なのだ。

そして表記が変わるというだけではなく、シンプルにここ半年の成績がいいからA1級に復帰するので、この6選手の中で上條の次に成績を残している選手となる。

こういう視点を持てば、間違いなく2着筆頭に出畑を持ってくるだろう。
百武・森永より、確実に実力のある選手なのだから。
少しのモーター差ではカバーできるものではない。

シンプルに現在の出走表だけを見て予想している感じがして、分析が足りなかったのではないだろうか。…いや、分析と言うほどの情報でもないか。
これくらい「当たり前」の事であるので、これが外れたのは正直フォローできない予想だった。

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ファイナルボートという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
 
今回ファイナルボートの無料情報で検証したのは江戸川で行われているヴィーナスシリー
予想が正直難しいところではあるが、きっちりと機力分析をしていれば両レース共に的中していた可能性はあるので、順に見ていこう。

2022/05/12 (江戸川4R)
まず4Rだが、このメンバーの中で一番足が強力なのは間違いなく3号艇西澤であった。

特にスリット近辺の行き足が抜群で、スタート後攻めて行く事は大方予想できた。
ただ、西澤自体がそこまで腕のある選手ではないので、攻め手にはなるが1着かどうかは微妙であった(ターン流れる可能性は高い)

ここで浮上してくるのが5号艇中村である。
4号艇間庭スタート遅い事を考えれば、絶好のまくり差し展開が向きそうだったのだ。

1着軸、悪くても2着までには入りそうであったので、素直に中村から予想を組み立てれば良かったと思う。
もちろん攻めた西澤を絡めた「5-6-3」という結果も、予想としてはしやすかったのではないだろうか?
3連単の払戻しが10050円もついているのが不思議なくらい、十分に狙う事ができた目であった。
不的中の要因は、いつものファイナルボートのパターンで手広く行き過ぎ何が軸か全く不明であった点だろう。
このレースは展開的に中村信頼で良かったのだ。


2022/05/12 (江戸川5R)
次に5Rだが、こちらに関しては全く見当外れな予想をしていると言っても過言じゃないと思う。

行き足から伸びが力強い1号艇前田の1着を、ほとんど想定していなかったからだ。

先程の4Rとは違って、センター枠に足が強力な選手がおらず、むしろインの前田が一番モーターが出ていた。
そうであれば迷う必要もほとんどなく、この前田から予想すればいいだけの事だ。
2号艇宮本3号艇高石は、足的に見ても余程の事が起きなければ逆転不可能であるのに、1着予想があるのも意味が分からない

どちらのレースについても言える事だが、足の分析はきちんとしておき、その上で1マークの展開を考える。
基本中の基本ができていなかったから、不的中になったという感じである。

女子競艇ボートレーサー名鑑

  • 登録番号:5056
    出身 : 徳島県
    支部 : 徳島
    級別 : B1級
    T157/46kg/B型
  • 登録番号:5155
    出身 : 福岡県
    支部 : 福岡
    級別 : B2級
    T165/48kg/A型
  • 登録番号:4964
    出身 : 岡山県
    支部 : 岡山
    級別 : B2級
    T161/48kg/A型
  • 登録番号:4937
    出身 : 福岡県
    支部 : 山口
    級別 : B2級
    T160/44kg/A型

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