最終更新日:2024年04月25日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,834

競艇の楽しみ方〜番外編 (尼崎競艇場の出場予定選手パネル) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. アナログ時代に競艇の出場予定選手を知る方法

  2. 現在、スマホやパソコンなどを使えばどの競艇場で誰が走っているかなど、簡単に調べる事ができる。
    SGやG1などであれば、大体の出場選手は分かるが、数多くある一般戦ではそうもいかない

    ちょっと「暇ができたから競艇場に行ってみよう」と思い、軽くネットで調べてみるのが今では「普通」で、新規のファンからすれば当然の事である。

    では「スマホ」で簡単に出場選手の検索ができるようになった便利な世の中になる前は、どうやって競艇場の情報を知っていたのだろうか?


    競艇場に行ったことがある人なら、競艇場や場外舟券売場などで次節(次の開催)の案内をした紙などを無料配布しているのを手にしたことがあるだろう。
    あの次節の案内は昔からあり、今も続いている

    あとは、昔からスポーツ新聞などに「主な出場選手」のように紹介情報が昔から載っているので、これを確認していたようだ。
    そう考えてみると、昔は開催日に出場選手全員を把握することはとても難しく、実際に競艇場に行ってみて初めて分かる、といった感じだったのだろう。



  3. 尼崎競艇場の出場予定選手パネル

  4. そんな今では簡単に出場選手の情報を知れる中、古き良き昔の情景?を思い出すかのような競艇場が存在することを知ったので、是非紹介したい。

    それは、尼崎競艇場の「出場予定選手パネル」なのだが、これだけ世の中が便利になって、簡単にプリントもできる時代に手軽に、なんと20年以上前から今節や次節の出場選手をパネルで表示しているとのことだ。
    尼崎競艇は出場選手をパネルで表示
     
    以前は、他の競艇場でも出場選手一覧を場内に提示してあるなどがあったようだが、今はSGなどの大きなレースになれば提示してある時もあるが、それ以外でやってるところはあまりない。

    そして、この尼崎パネルが凄いのが、その一つ一つすべてが手書きで書かれているという。

    大体1節に50人弱の出場選手がいるのだが、そのすべてを書いているのだとしたら、これだけの人数のパネルがあるのだから、かなりの手間がかかっているだろう。
    出場選手だけではなく、開催タイトル部分も手書きであることにも驚きだ。
    尼崎競艇の出場予定選手パネルは出場選手だけではなく、開催タイトル部分も手書き
     



  5. 尼崎競艇場の出場予定選手パネルはどのようにして作られる?

  6. では、この「尼崎競艇場の出場予定選手パネル」はどこで、どのようにして作られているのだろうか?

    調べてみると、制作しているのは「株式会社関西広告社」という広告パネル制作会社が制作しているようだ。(→株式会社関西広告社のHP

    職人1人弟子1人で映画の手描き看板を作ってるイメージであったが、「株式会社関西広告社」は1992年の創業から続いている看板屋で、国内に19か所の事業所を展開しているというから、国内の手描き看板でいえば有名な制作会社なのだろう。

    株式会社関西広告社の制作事例を見ると、電柱広告や市の体育館に提示する看板などを手掛けてきたのがわかるが、残念ながら「尼崎競艇場の出場予定選手パネル」の仕事は紹介されていない

    パネルの制作場所も調べると、尼崎競艇場行きのバスが出ているJR立花駅の近くのようだ。



  7. 出場予定選手パネルの一節分の出場選手一覧の構成は?

  8. 一節分の出場選手一覧の構成は、
    ・開催タイトル
    ・出場予定選手の凡例+選手2人分
    ・選手9人分(5枚)

    合計7枚のパネルで構成されているようだ。
    1枚のパネルに何人もの選手の名前を等間隔で書ける技術に驚いただが、その合計7枚を1セットにして、現在開催中のものと、次節の予告分を掲示し、残りの1セットを持ち帰り次々節のものに書き換えるのだ。
    尼崎競艇の出場予定選手パネル
     
    パネルの入れ替えのタイミングだが、これは基本的に前検の日に行うそうで、それに間に合うように描いている。

    一文字一文字を丁寧に書き上げていくので、相当時間はかかるらしく、出場選手を書き上げるのに2日、タイトル部分を書くのに1日と、合計3日はかかるそうなので、実に根気のいる作業である。

    競艇のレース日程は一定間隔であるわけではないので、開催の少ない月は余裕があるかもしれないが、逆に多い月はとても大変そうだ。



  9. 出場予定選手パネルはどこに設置されているのか

  10. この「尼崎競艇場の出場予定選手パネル」だが、設置されている場所は、尼崎競艇場の入り口入って左側にあるそうなので、敷地内ではあるが、尼崎競艇場に電話して確認したところ、オペレーターの人が2度も代わり確認してくれたのだが、どうもこのパネルのことをあまり知らないようだった。
    尼崎競艇場が発注しているわけではないようだ。

    競艇にスポンサーとかあるわけでもないので、広告パネルを作ってるわけでもないし「何のため」にこれをやるのかよく分からないが、もしかすると「株式会社関西広告社」の自社PRにもなるから?作っているのかもしれない。

    競艇場の昔からの名残を感じれることもあるだろう。
    今の時代にこんなことをする必要があるのか?と、思わず問いたくなるくらいだが、ネットで簡単に出場選手を検索したりできるこんな時代だからこそ、このアナログ的なパネルには意味があるのかもしれない。

    職人が一つ一つを丁寧に作る「手作り」の温かさは貴重だ。
    そんな温かさに触れてみたい人は、いつまで続くか分からないので、是非尼崎競艇場に行ってみてほしい。


関連コラム

無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     4/18にはKING(200pt)というコースで、鳴門7R(22.5倍)→鳴門8R(20.7倍)と、4点と6点という少点数で転がしを成功させ、27万 9450円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    見解はないが精度はいい

     4/17 「デイスタンダード」で多摩川6R(18.9倍)→多摩川7R(12.3倍)とコロガシ成功、18万 5730円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     4/12にはまたもや「ナイトパック」で大村5R(24.3倍)→大村6R(12.5倍)で24万 2500円の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     4/10 「ラリアットナイター」という予想で鳴門10R(21.9倍)→鳴門11R(16.2倍)とコロガシが成功し、15万 8760円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の予想販売をしてる3競 3K

     4/3には「村上予想」で、蒲郡6R(30.0倍)→蒲郡8R(8.2倍)とコロガシで、14万 7600円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になるぞ。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/24

ボートバーという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するボートバーという競艇予想サイトの無料予想(無料情報)は、2024/04/24の三国11Rで提供された買い目である。

ボートバーという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートバーの無料予想(2024/04/24)

予選は折り返しの3日目。
今節はここまでリズム良く来れている1号艇丸尾
足はスリット近辺の足を中心に戦える雰囲気で、このメンバーでも足負けはなかった。

その上、近況のイン戦成績も安定している。
2日目もきっちりと逃げ切ったくらいだ。

スタート遅れも考えづらいので、1マークを先マイすれば逃げる可能性は非常に高かったように思う。
1着で信頼できる

問題はその相手なのだが、飛び抜けて実績のある選手はいないので、モーター気配が重要になってくる。
その点で、3号艇山川4号艇松本が一歩リードしていただろう。

山川は全体的に少しずつ良くバランス型の雰囲気。
松本は行き足、出足が強めであった。

6号艇関根もターン回りの足が良かったのだが、ここは6コース。
さすがに遠い(6コースでの3連対率もほぼない)

逆に、2号艇渡辺は本人のコメントにもあるように出ていない。
回ってからの出足も弱いので、2コースから差し続けられるか疑問であった。
少なくとも連軸にはできない。

ボートバーの提供した予想はその渡辺を信頼し過ぎである。
「内コース・A1」というだけで相手に選らんだのだろうが、モーターが弱ければ大敗の可能性もある。
引き波をもらうリスクも高いので、2コースなら尚更。

しっかりと機力を見極めていれば的中できるレースだったと思う。



2024/04/22

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートタイムの無料予想(無料情報)は、2024/04/22の江戸川5Rで提供された買い目である。

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートタイムの無料予想(2024/04/22)

今回の出走表を見た段階でまず言えるのは、4号艇石田6号艇野田絡みはほぼないという事だ。
両選手共にデビューして2年目の新人選手である。
まだまだレースを覚えている段階で、全く信頼はできない。

その上、難水面の江戸川である。
走った事もあまりないので、正直厳しかった。
消しでいい。

その他の4選手での争いになるのだが、3号艇酒見は少し足が弱かった。
普段は伸び中心に調整し、それがハマった時の破壊力は凄まじいものがある酒見なのだが、今節はその伸びがきていなかった。
出足や回り足も当然良くはないので、2・3着にも絡めるか微妙という事だ。

やはり、1号艇若林2号艇市川5号艇山口の3者の争いになるだろう。
気配的には市川が出足が良く、山口が伸び足が良く見えた。

4コースが新人の石田なので、1マークは山口が攻める事も考えられる(石田が突っ張る事はほぼないので)
そこに1番差しの市川、インで何とか先マイしたい若林。
こういう展開予想で十分であったと思う。

予想は10点もしているが、肝心の山口1着がない。
今回の予想は一貫性もあまりないし、来る可能性が低い目も多かった。