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★競艇基礎知識〜トリビア (競艇の年間優秀表彰とは、どんな賞なの?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. 年間優秀表彰とは?

  2. 競艇、ボートレースにおいては、その選手の能力の一つの基準として、その獲得賞金というのがある。
    獲得賞金が高ければ高いほど、能力が高いということにもなるだろうし、年間でどれくらい活躍したかが分かる。

    それともう1つ競艇選手の能力の基準としてあるのは、前期後期の級別審査である。
    それは選手の残した勝率によって、A級やB級などと競艇選手の級別を分けることで、ファンにもその選手の能力を分かりやすくしているのだ。

    当然といえば当然だが、選手からすればこの級がとても大事で、これによって斡旋されるレースの数も変わるし、出場できるレースも変わってくる
    要するに、選手の稼ぎに凄く影響が出てくるということだ。

    これらの獲得賞金や、勝率による級別などが基本的な選手の成績ではあるのだが、この2つに加えて年間の1着数や、その年に活躍した選手を表彰するのが、優秀年間表彰である。


    その年の成績によって表彰される選手が決定されるため、表彰式は毎年2月あたりに東京で行われる。
    2018年 競艇ボートレースの年間優秀授賞式
     
    こんな感じの授賞式

    この日ばかりはドレスコードがあり、普段は油まみれの競艇女子選手も、バッチリメイクをし、女子選手は着物を着て、男子選手はスーツ姿で参加するのが定番で、レース場では見えない姿をみることができる。
    まあ1年間頑張ったご褒美的な意味合いが強い式のようなので、直接金が多く貰えるとかではなく、選手にとっては栄誉的なものだろう。


    今年は六本木で建設中の「ボートレース振興会本社ビル」で授賞式があるか?とも思ったが、今年のは2月4日なので、先日の進行具合からみて間に合わないか。(?)



  3. 競艇ボートレースにおける表彰の種類

  4. 年間優秀表彰の表彰式だが、いろいろ表彰される部門があるので、それを紹介したい。

    《最優秀選手》
    前年一番成績を残した、その名の通り最も優秀だった選手に贈られる。
    2014年にはグランプリを優勝していない菊池孝平が獲得したこともあったが、基本的には、グランプリを優勝して獲得賞金が一番高かった選手が受賞するのが通例だ。
    そもそもグランプリ出場自体が難しいので、一年間安定した成績を残した選手しかこの賞を手にできない。


    《最多賞金獲得選手》
    これも名の通り、最も獲得した賞金が多い選手に贈られるものなので、基本的には前の「最優秀選手」と同じ選手に贈られる。
    プロの選手である以上、獲得した賞金というものがいかに大事かが分かる。


    《記者大賞》
    大手新聞などの記者の投票によって決まる賞で、これも基本的には最優秀選手と同じになる。
    つまり獲得賞金が年間トップだった選手は自動的にこの3賞を貰えるといっても過言ではない。


    《最高勝率選手》
    年間を通じて、一番勝率の高かった選手に贈られる賞で、素直に「勝率だけ」で判断されるので、SGやG1などを優勝していなかったり、グランプリに出場してなくても獲得することができる賞だ。
    一般戦を主力にしている選手が1着を取り続ければ、それこそ獲得できるであろうが、SGHやG1を主に走っている選手は、そのレースレベルの高さゆえに、勝率に関わる得点が増すため(SGは3点、G1は1点)大抵がこのレベルのトップ選手が獲得する。


    《最多勝利選手》
    年間を通じて、一番1着が多かった選手に贈られ賞で、この賞は他の賞と違い、一般戦を主力に走る選手が獲得することが非常に多い。
    というのもSGやG1になると、どれだけ実力にある選手でも、その土俵では他の選手もレベルが高いために1着を取る事が難しくなり、これらをメインに走っている選手は1着数が伸びないのだ。
    それに比べて、実力差のある一般戦なら1着を取りやすくなるので、一般戦をメインに走っている実力者がとる事が多いのだ。


    《優秀女子選手》
    女子選手の中で一番成績が良かった選手に贈られる賞で、基本的には、獲得した賞金が一番多かった選手に贈られるので、年末のクイーンズクライマックスを優勝していなくても、獲得する可能性が大いにある。
    一年間、安定した成績を残し、賞金をコツコツと積んできた選手が多い。


    《最優秀新人選手》
    選手登録された日の属する年から3年以内の新人選手の中で、最も成績を残した選手に贈られる賞で、選考基準としては、獲得賞金や勝率、1着回数、優勝回数などを総合して選ばれるので、抜けた成績の選手がいない年は、選定が難航することもあるみたいだ。


    《特別賞》
    惜しくも、これらの賞に全て該当しなかったが、年間を通して活躍した選手を特別に選んで贈られる賞で、SGを複数回優勝する選手や、クイーンズクライマックスを優勝しながら、最優秀女子選手の選出されなかった選手などに贈られることが多い。
    該当者がいない場合もあるので、毎回必ずある賞ではないようだ。



  5. 近3年間の表彰された選手

  6. 基本的には毎年表彰される選手は変わるのだが、賞によっては連続で表彰される選手もいるので、ここ最近の表彰選手を見てみる。

    ❶ 最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞
    2016年 瓜生正義
    2017年 桐生順平
    2018年 峰竜太

    ❷ 最高勝率選手
    2016年 峰竜太
    2017年 峰竜太
    2018年 峰竜太

    ❸ 最多勝利選手
    2016年 渡辺浩司
    2017年 吉川昭男
    2018年 田頭実

    ❹ 優秀女子選手
    2016年 松本晶恵
    2017年 遠藤エミ
    2018年 小野生奈

    ❺ 最優秀新人選手
    2016年 山田祐也
    2017年 羽野直也
    2018年 大山千広

    ❻ 特別賞
    2016年 石野貴之
    2017年 石野貴之
          長嶋万記
    2018年 毒島誠
          松本晶恵


    こんな感じだが、凄いのが最優秀勝率の峰竜太である。

    2016年〜2018年まで獲得しているだけではなく、その前の2015年も獲得しているので、これまで4年連続である。

    これはとてつもなく凄い記録であり、2月4日の授賞式で2019年も獲得したなら連続受賞記録を更新する事になる。

    年間優秀表彰は、どうも誰が獲得したかが記憶に残りづらいので、もう少し注目しておいてもいいかもしれないと思うのだった。


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競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/15

ザブーンという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイト競艇ザブーンの無料予想(無料情報)は、2024/04/15の津4Rで提供された買い目である。

競艇ザブーンという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競艇ザブーンの無料予想(2024/04/15)

1号艇には近況、インから全く逃げ切れていない鈴木が乗艇していた。
直近6ヶ月の1着率は約15%、3連対率でさえ約31%と、信頼するには程遠い数字が並んでいた。
その上、モーターの仕上がりも良くない。
逃げで買える要素はほぼなかった。

では誰を中心視するか
間違いなく3号艇水摩であろう。

今節は出足が弱いものの、行き足から伸びにかけての足が良かった。
特に伸び切ってからの足が良い。
2日目の8Rを見れば明らかで、まくり切るまではいかなかったものの、スローからでも内を呑み込んで行く雰囲気があった。
後半の12Rも同様である。

足だけではなく、選手自身もまくりタイプの選手である。
3〜6コース、全てのコースでまくり勝ちが差し勝ちよりも多い。
3コースに関して言えば、倍以上も違う(まくり勝ち5、差し勝ち2)
1マークは絶対にまくりに行くと想定できた。

そう考えれば展開も非常に分かりやすい
水摩の攻めに乗って4号艇宇佐見5号艇富永は差すだけで良かった。
「3-4-5」は真っ先に思いつく目である。

競艇ザブーンの予想は買い目を見る限り、2号艇深澤が攻めている展開を想定してるのだろう。
一つ外の水摩が攻めれば、深澤は1マーク窮屈になるので圏外になる可能性が高いからだ。

2コースから攻めるのは難しい上に、水摩がまくる気満々の気配。
全く見当外れの予想であったと断言できる。
「3-4-5」は1番人気の決着であった、と締めておきたい。



2024/04/17

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートセンスの無料予想(無料情報)は、2024/04/17の児島3Rで提供された買い目である。

ボートセンスという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートセンスの無料予想(2024/04/17)

後半に準優を控える1号艇北中
今節の仕上がりは中堅程度の足色であったが、インならしっかりと持つレベルにはあったように思う。
スタートもしっかりと行けているので、先マイして逃げるのみであった(準優前でもインで人気を背負うならスタートは決める)
1着固定で良い。

焦点は2・3着争い
本来であれば2号艇小池を中心視したい所なのだが、調整を合わせられるか微妙な所であった。
昨日は回転を合わせられておらずインから惜敗。
合えば出足中心に良い部類だとは思うが、絶対的な信頼はおけないという感じである。

3号艇渡邊裕貴や、5号艇末永も絡むだけの足はあった。
特に末永はギアケースを交換してから気配が上昇しており、軽視は禁物であったと思う。

6号艇渡邉に関しては伸び寄りの足だったので、6コースという事も考慮すれば、2・3着には厳しかった。
自力で仕掛けられるレベルの足ではない(出足や回り足があれば展開も突けるだろうが)
北中から小池・渡邊裕・末永を絡めれば的中できていただろう。

予想は小池の逆転目も含めて、6号艇の渡邉入れすぎである。
もっと柔軟に予想をすれば、末永の2着は買えるので勿体なかった。