最終更新日:2024年04月23日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,830

★競艇基礎知識〜トリビア (ゴールデンレーサー賞って何?) 〜競艇検証.comの競艇コラム

  1. ゴールデンレーサー賞とは?

  2. 競艇 ボートレースで聞く「ゴールデンレーサー賞」というタイトル名を耳にすることがあるが、一体どんな賞なんだろう

    …ではその「ゴールデンレーサー賞」について書く前に、先ず初めに「ゴールデンレーサー賞に至るまで」について書くことにする。


    競艇選手の獲得する「タイトル」には、G・G1優勝年間MVP最優秀勝率、などといくつもあるのだが、2014年5月から新たなタイトルが加わる事になった。

    BOATRACE振興会 会長賞メダルの授与だ。


    SGやG1の優勝戦に進出した選手に贈られるのだが、特にSGの中でもGRANDE5競走(ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ)の優勝戦において、1〜3着の選手には、特性のメダルが贈られることになった。

    メダルのデザインは、青龍(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)の四神が配列されており、中央にはSGロゴが入った純金がはめ込まれている

    優勝者にはゴールドメダル、2着にはシルバーメダル、3着にはブロンズメダルがそれぞれ贈られるのだが、グランプリの優勝者には、プラチナメダルが贈られることになっている。
    更に対象となる5SG競走全てで優勝した(5種類の優勝メダルを獲得)選手が誕生した暁には、グランドスラム達成の偉業を称え3億円相当のINGOT(金塊)を贈呈されることも発表された。
    「ゴールデンレーサー賞」について書く前にBOATRACE振興会会長賞メダルの授与
     
    SG優勝戦の中継なんかを見ていると、優勝者表彰の前にメダル授与式が行われており、優勝した選手はともかく、2・3着の優勝を逃した選手達も同時に表彰されるため、昔は毎回微妙な空気の中行われていた。
    まぁ、負けて表彰されるのは選手にとっては微妙だろうから、その選手達の心中はお察しするが、最近ではこのメダルのおかげ?か、2・3着の選手も笑顔を見せるようになった(?)

    …っと、話はそれたが、こうしてメダルが授与されるのだが、その「メダル」をある一定数集めることで得られる「称号」が「ゴールデンレーサー賞」だ。



  3. ゴールデンレーサー賞の条件が厳しい

  4. ハッキリ言って、競艇初心者の頃の私は全くピンとこない賞であったし、長年競艇やってる人でも「どういった条件」でその賞がもらえるか。とか、実際その「ゴールデンレーサー賞」に何の価値があるのか?とかも、知らない人が多いようだ。

    「ベストドレッサー賞」とか「抱かれたくない男ランキング」ほど、タイトルからして分かりやすければまだしも、「ゴールデンレーサー賞」…って…
    分かりづらい

    それくらいこの「ゴールデンレーサー賞」は、競艇業界が何か「やってる感を出したいだけ」の賞な感じがして、ファンからも置き去りになってしまっているような「賞」なのだが、改めて、この賞はどうやったら貰えるのか?など、詳しく調べてみた。

    調べるとこの賞が「人気の無い理由」も分った。


    ゴールデンレーサー賞の認定基準は以下のとおりである。
    (1)BOATRACE振興会会長賞メダルを 24個以上授与されたレーサー
    ※BOATRACE振興会会長賞メダルが授与されるレースは以下の通り(年間開催数)
    ・GRANDE5競走優勝戦出場メダル(5回)
    ・マスターズチャンピオン優勝戦出場メダル(1回)
    ・周年記念競走優勝戦出場メダル(24回)
    ※GRANDE5競走及び周年記念競走優勝戦において、返還事象が発生した際はメダルの授与は行われない。

    (2)GRANDE5競走優勝戦における、BOATRACE振興会会長賞の1着から3着までのメダルを、3個以上授与されたレーサー


    以上が認定基準なのだが、これだけ読んでも分からないと思うので、更に詳しく説明する。

    まず(1)の条件の、BOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上授与されたレーサーだが、これは先ほども書いたが、優勝戦に進出しないと、与えられない。

    GRANDE5競走」は年間に5回しかないし、マスターズも1回しかない。各競艇場の周年記念も 1年に1回ずつしかないので、合計24回だ。

    基本的にレベルの高いレースばかりであるので、優勝戦に進出する事はとても難しく、それを24回も達成するというのは、ほんの一握りのトップレーサーしか無理で、そういう意味では、この条件はかなりハードルが高い。


    そして(2)の条件のGRANDE5競走優勝戦における、BOATRACE振興会会長賞の1着から3着までの「メダルを3個以上授与されたレーサー」だが、これは年間5つのSGに限定されているので、そもそも1つ獲得することでさえハードルが高い。それを3つともなれば、実力はもちろんだが、運頼みにもなってくる。

    まあ(1)の条件も(2)の条件も、次の項目で紹介している獲得ペースを見ると分かるように、時間が経過すれば達成する選手は増えていくのだろうが、それでもまだまだ数少ないと思われる。



  5. 現在までにゴールデンレーサー賞を達成した選手

  6. なんだかわからない「ゴールデンレーサー賞」のくせに、想像以上にこの獲得条件を達成することは難しい、ハイレベルなゴールデンレーサー賞」だということが分かったと思うが、実際に現在までに達成した選手を紹介していきたい。

    1人目の達成、白井英治
    1人目2019年3月に行われた「SGボートレースクラシック」において優勝戦4着になった結果、全てのメダルの合計が24個を超え、見事1人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となった。
    1人目のゴールデンレーサー賞達成、白井英治
     
    それまでに白井はゴールドメダル1個、シルバーメダル4個、ブロンズメダル2個を獲得していたため、SGではなくても、周年記念の優勝戦進出でも達成可能だったが、SGで達成されたことにより、注目度も高かった。
    また受賞の記念としてBOATRACE振興会より「ラペルピン」及び「盾」も贈呈された。
    白井が見事1人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    白井が達成したレース動画



    2人目の達成、峰竜太
    続いて2人目は、2019年5月に行われた「SGボートレースオールスター」において、優勝戦3着になった結果、2人目の達成者となった。
    2人目のゴールデンレーサー賞達成、峰竜太
     
    白井同様に、峰竜太もプラチナメダル1個、シルバーメダル2個、ブロンズメダル2個獲得していたので、時間の問題ではあったのだが、見事にSGでの達成となった。
    3着に入って、ブロンズメダルを獲得しての受賞も大したものである。
    峰竜太が2人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    峰竜太が達成したレース動画



    3人目の達成、菊池孝平
    続いて3人目2019年8月に行われた「SGボートレースメモリアル」において、菊池孝平選手が優勝戦で2着になり、達成。
    こちらも、ゴールド3個、シルバー1個、ブロンズ2個の獲得があっただけに、リーチがかかっていた。
    菊池孝平が3人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    菊池が達成したレース動画



    4人目の達成、井口佳典
    4人目2019年9月に行われた「G1G1江戸川大賞開設64周年記念」において、優勝戦3着になり、井口佳典選手が4人目の「ゴールデンレーサー賞」達成となった。
    井口は、ゴールドメダル2個、シルバーメダル1個獲得していたので、記念の優勝戦にて達成することができた。
    井口佳典が4人目の「ゴールデンレーサー賞」受賞者となったレース
    井口が達成したレース動画




  7. 現在までにゴールデンレーサー賞を達成した選手

  8. 前章に書いたところまでが、2019年10月時点で「ゴールデンレーサー賞」を達成している選手達だが、いずれの選手も、トップクラスの選手ばかりである。

    これ以降で次に達成しそうなのが「桐生順平」あたりではないだろうか。
    次のゴールデンレーサー賞は桐生順平か?

    プラチナメダル1個、ゴールドメダル2個獲得しており、合計メダル獲得数も23個であり、あと1回優勝戦に進出すれば達成となる。

    時間の問題だろう。

    …この、「いずれ達成する選手が増える」とか「いつの間にかゴールデンレーサー賞」というのも、なんだか「気づいたらゴールデンレーサー賞受賞者になってた」となる、忘れられてる賞のような「オマケ感」があるので、どうも「ゴールデンレーサー賞」が注目されない残念な理由だと思われる。
    松井繁はまだゴールデンレーサー賞に届かない

    因みに「松井繁」はグランプリ5のメダル(1〜3着)をまだ1個しかない(あと2個はいる)ので、リーチではない。


    いずれ6人達成したら、「ゴールデンレーサー賞」受賞者レースなどもSGやG1でやってみたりしたら面白そうだ。
    受賞者が増え、この賞の権威がもう少し高まるといいなと、少し思った(笑)


無料予想のある、優良競艇予想サイト

  • 【優良】

    安い。3000円からで無料予想の的中率、回収率も高い!

     4/18にはKING(200pt)というコースで、鳴門7R(22.5倍)→鳴門8R(20.7倍)と、4点と6点という少点数で転がしを成功させ、27万 9450円の払い戻し。
    リアルタイムボートは有料コースの値段の安さが魅力的だ。最近減ったがリアルタイム予想も必見だ。

  • 【優良】

    見解はないが精度はいい

     4/17 「デイスタンダード」で多摩川6R(18.9倍)→多摩川7R(12.3倍)とコロガシ成功、18万 5730円の払戻し。
    無料予想の見解が載っていないのが少し残念ではあるが、的中率、回収率は良いのでヨシとしよう。

  • 【優良】

    競艇ジャンキーTの知識と情報、見解がスゴイ

     4/12にはまたもや「ナイトパック」で大村5R(24.3倍)→大村6R(12.5倍)で24万 2500円の払戻し。

    業界一の競艇の知識を持つサイトではないだろうか。実際に予想担当者が現地で収穫した情報やブログなど、生々しい本物の情報が提供されるのはココだけだと思う。
    無料予想とコンテンツだけでも十分に楽しめるサイトだ。

  • 【優良】

    競艇道と同じIPだが随分と違う。

     4/10 「ラリアットナイター」という予想で鳴門10R(21.9倍)→鳴門11R(16.2倍)とコロガシが成功し、15万 8760円の配当となった。
    闘魂ボートでも無料予想の長期検証を2回、2ヶ月もかけて行ったが、結果が良かったので注目することとなった。

  • 見解が凄い。競艇・競馬・競輪の予想販売をしてる3競 3K

     4/3には「村上予想」で、蒲郡6R(30.0倍)→蒲郡8R(8.2倍)とコロガシで、14万 7600円の払戻し。
    競馬予想も、競艇予想も、競輪予想も、なんと1つのアカウント全ての無料予想の閲覧が可能となる。また、この三競競艇という競艇予想サイトも提供される予想に「必ず載ってる」見解が秀逸なので、無料情報でも参考になるぞ。

競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートタイムの無料予想(無料情報)は、2024/04/22の江戸川5Rで提供された買い目である。

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートタイムの無料予想(2024/04/22)

今回の出走表を見た段階でまず言えるのは、4号艇石田6号艇野田絡みはほぼないという事だ。
両選手共にデビューして2年目の新人選手である。
まだまだレースを覚えている段階で、全く信頼はできない。

その上、難水面の江戸川である。
走った事もあまりないので、正直厳しかった。
消しでいい。

その他の4選手での争いになるのだが、3号艇酒見は少し足が弱かった。
普段は伸び中心に調整し、それがハマった時の破壊力は凄まじいものがある酒見なのだが、今節はその伸びがきていなかった。
出足や回り足も当然良くはないので、2・3着にも絡めるか微妙という事だ。

やはり、1号艇若林2号艇市川5号艇山口の3者の争いになるだろう。
気配的には市川が出足が良く、山口が伸び足が良く見えた。

4コースが新人の石田なので、1マークは山口が攻める事も考えられる(石田が突っ張る事はほぼないので)
そこに1番差しの市川、インで何とか先マイしたい若林。
こういう展開予想で十分であったと思う。

予想は10点もしているが、肝心の山口1着がない。
今回の予想は一貫性もあまりないし、来る可能性が低い目も多かった。